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  • (12/06)

田舎の光ファイバと太陽光発電の意外な関係
田舎の光ファイバと太陽光発電の意外な関係
どちらも「光」つながり・・・・それは意外ではありませんね。

実はどちらも今まで公的支援があったばかりに高コスト体質になっているという点です。
どちらも技術革新や企業努力によって素材や原価はだいぶ安くなっているのに、公的資金の導入や補助金によって全体の金額がなかなかおやすくないといった実態。

最近では田舎の各家庭までFTTH、なんて胸張ってやっている自治体も少なくありませんが1戸あたりのコストが数百万なんてところもあります。
じゃぁ民間に任せていたらいつまでたっても光ファイバなんか引けないじゃないか・・・というのが地方の情報投資の大前提にあるわけですが、光ファイバの敷設だけを目的にしていると足をすくわれることも少なくありません。

現在の民間による光ファイバ投資はその上でのバックボーン構築やシステム増強、各社協力によるIP電話の定額化など、日々努力を惜しみません。公的機関が運用する光ファイバ網は、ただの光ファイバ網でその減価償却までの命でしかないのですが、民間活力を導入するだけでその設備を何倍にも何百倍にもできるのがポイントです。

太陽光発電は、環境問題という名目で自治体が飛びついたという感もぬぐえませんが、それ以上に地方の電力増強対策には有効です。
ただし、電気というのは長時間ためることには向きませんから、それをやはり活用する仕組みが必要です。

いずれにしても「ただ導入してすごいだろ」ではなく、それを生かす知恵が求められることをご理解いただければと思います。
| 安江輝 | comments (10) | trackback (62) | 地域情報化 |
田舎の光ファイバと太陽光発電の意外な関係
田舎の光ファイバと太陽光発電の意外な関係
どちらも「光」つながり・・・・それは意外ではありませんね。

実はどちらも今まで公的支援があったばかりに高コスト体質になっているという点です。
どちらも技術革新や企業努力によって素材や原価はだいぶ安くなっているのに、公的資金の導入や補助金によって全体の金額がなかなかおやすくないといった実態。

最近では田舎の各家庭までFTTH、なんて胸張ってやっている自治体も少なくありませんが1戸あたりのコストが数百万なんてところもあります。
じゃぁ民間に任せていたらいつまでたっても光ファイバなんか引けないじゃないか・・・というのが地方の情報投資の大前提にあるわけですが、光ファイバの敷設だけを目的にしていると足をすくわれることも少なくありません。

現在の民間による光ファイバ投資はその上でのバックボーン構築やシステム増強、各社協力によるIP電話の定額化など、日々努力を惜しみません。公的機関が運用する光ファイバ網は、ただの光ファイバ網でその減価償却までの命でしかないのですが、民間活力を導入するだけでその設備を何倍にも何百倍にもできるのがポイントです。

太陽光発電は、環境問題という名目で自治体が飛びついたという感もぬぐえませんが、それ以上に地方の電力増強対策には有効です。
ただし、電気というのは長時間ためることには向きませんから、それをやはり活用する仕組みが必要です。

いずれにしても「ただ導入してすごいだろ」ではなく、それを生かす知恵が求められることをご理解いただければと思います。
| 安江輝 | comments (0) | trackback (11) | 地域情報化 |
地域情報化における電源の確保
自治体が地域情報化を進めるうえで、ぜひお願いしたいのが「電源の確保」である。
光ファイバをいくら張り巡らせても、電源がしょっちゅう落ちる場所ではなんの意味もない。
特に医療や生活など、そのインフラが欠かせないものになれば必然である。

ところが田舎の電源環境というのはどこも良くない。電力会社に言わせれば「保守する範囲も広く、そのわりに電気も利用してもらえない(人口が少ない)となる。
そういう場所に限って落雷や災害の被害が大きかったりするが、確かにライフラインの中で一番復旧が早いのは電気。何時間・何日というスパンでは電力会社も復旧の体制を日本全国整っているはずだ。

しかし情報化の世界はそんなスパンでは計れないものがある。

メタルで構築されている電話線は、それ自体に給電されていて停電時には電話局側で電力がバックアップされるようになっている。私がADSLを押す理由もひとつにはここにある。
たとえば自宅側のADSLモデムやPCの電力がバックアップしておけば、短時間の停電にもなんとか耐えられるからだ。例え自宅が真っ暗でも(笑

田舎のメリットに「日照時間が長い」というのがある。伊那などは全国的にも高いようで太陽光発電にはうってつけである。太陽光発電とはそのもので発電するが、必ず一度は蓄電しなければならない。停電や災害による長期停電にも有効になる。

地域情報化を推進する上で、環境にも優しいというキャッチフレーズで太陽光発電の普及も推進してはいかがだろうか。

・・・と考えていたら、その設置に関わる怪しい雲行きに気づいてしまった・・・それはまた今度。

| 安江輝 | comments (1) | trackback (169) | 地域情報化 |
ネットカメラ再考
インターネットショップにもネットワークカメラという分類で商品が展示されるようになって久しい。
少なくともADSLが普及する前、つまりスマップが「早いインターネットはISDN」とか「6464128(ろくよんろくよんいちにっぱ)」とか言ってコマーシャルをしていた頃、ネットワークカメラというのは静止画のライブカメラのことであった。
ところが、今は動画ばりばり、カメラの上下左右はもちろん12倍ズームなどのネットワークカメラが数万円で購入できる時代である。・・・・いい時代になったものだ。

私のネットワークカメラとの出会いは、ADSL実験のときKDD研究所からお借りしたCU-SeeMeであった。これはネットワークカメラというより、テレビ会議システムであり、Q-Camという白黒のシリアル接続カメラをペンティアム100MHzなんていうPCに接続して、かくかくした動画を楽しんだ。
ADSL実験では中学校のパソコン教室と接続したが、そのときの感動は今も忘れることはできない。ちょうどそのとき、CANフォーラムの稲葉さん(当時)が伊那を訪れて、一緒にテレビ会議に参加している。

それからいわゆるネットワークカメラを研究しはじめたのだが、当時のカメラはなにかしらPCをサーバのようにして運用していた。これは装置が大がかりになったり長時間運用に不安定であったが、一番簡単な手法だったので、伊那市役所の5階から15分ごとに静止画面を送信する「ライブカメラ」を1998年頃から始めた。

その後、晴海で毎年開催されている某展示会でAXIS社のAXIS2400サーバをみて、日本法人と折衝しPCレスにも関わらずADSLで30フレーム/秒を実現する性能に驚き、伊那市の動画ライブカメラサーバとして試作品にも関わらず採用した。
この装置は、今も動作している

さらにAXIS社のAXIS200+を試したが、静止画固定であるにも関わらず、FTPやeメールによるファイルアップ機能や、javaなどによる疑似動画配信など、今の安価型ネットワークカメラの仕様を先取りするような名機だった。

今はなくなってしまった九州松下電器から同社初のネットワークカメラKX-HXMシリーズの試用をした時には、こんな簡単なカメラでここまで動かすことができるのかと驚いた。
なにしろカメラとカメラサーバ、レンズモータ、FTP転送や設定のためのWWWサーバをすべて一つの小さな筐体に実現して5万円を切ったのである。
案の定、このカメラは人気を得て、その後ユーザー要望を取り入れて防滴タイプや無線タイプ、ズーム機能や小型化などのハードウェアの更新だけでなく、すべてのシリーズにファームウェアバージョンアップをし続けるというソフトサポートを吸収後松下電器となった現在も行っている。

ただし、どうかなと思ったのが「見えますネット」というDDNSサービス。
固定アドレスができない一般ブロードバンド向けには確かに必要なサービスなのだが、いかんせんサービス開始を急ぎすぎたのがトラブルやサポートの稚拙さが残念ながら目立ってしまった感がある。
特に最近ではライブカメラの不正アクセスによる盗撮が問題になりつつあるが、ネットワークに不慣れな初心者ユーザーも、簡単にこのサービスでインターネットへネットワークカメラを公開できるようになってしまったため、カメラのセキュリティ対策を行わなかったり、「見えますネット」が確保したIPアドレスを逆に利用して、ネットワークカメラの発見を容易にしてしまっているように思う。

確かにネットワークカメラもこのように普及してくると善と悪の部分が垣間見られるようになった。しかし手順を踏んで問題のあるところを直して着実に利用者の要望に応えていくことができれば、ブロードバンドの必須のサービスとして位置づけられることだろう。
| 安江輝 | comments (2476) | trackback (38) | 地域情報化 |
行政改革にITツールは有効か
お役所仕事で検索をかけるとおもしろいページを発見。
管理人さんはどうやら役所の方のようだが、ひとかたならぬ見識をお持ちの模様。

さて、この中でも取り上げられている行政改革だが、実際の事例を見回してみても果たして「誰がための行政改革」と首をかしげるようなことがある。かけ声としては「民間の手法を導入して・・」「役所内を情報化して・・・」などとかかるが、笛ふけど職員は踊らず、その効果とやらも一般には理解しずらない内容だったりする。

そもそも、企業は明確な企業目標をもって、そのために利益を追求する。その利益は株主のためだったり、社員のためだったり、経営者のためだったり、いずれにせよ還元される。

役所の行政改革はどこになにが還元されるのだろうか。
当然税金を使っているわけだから、それを効率よく運用することが求められることが前提だが、それは政治家なり市の運営者(理事者ともいう)の本来の仕事であって、行政改革の本筋とはちょっと違うと思っている。
職員でも、住民でも、議員でも対象者はとにかく誰でもよい。目で見える効果を説明できる一環した手法が求められるのではないだろうか。

その手法としては確かにITツールは有効だ。
が、そういう手法に的確に使用できるかどうかは別の問題。

ITツールを導入すれば「行政改革」だと思っているうちは、パソコン買えばなんでもできるという幻想を持っている、いわゆる「パソコン初心者」と同じで、それを事務のプロたるお役所の人間が、まして税金を使ってやってはいけないと思う。<a
| 安江輝 | comments (255) | trackback (31) | 地域情報化 |

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