PSPハッピーハッキング!
6月になってPSPに新たな波が押し寄せている。
PSPといえばソニーの携帯型ゲーム機だが、実はマルチメディア端末としての能力には目を見張る物がある。
まず大画面で見やすい液晶、豊かなサウンド、アナログジョイスティック搭載といったゲーム機ならではの性能もさることながら、PCとのUSB接続、メモリースティックへの動画、写真、MP3ファイルの保存・再生、そして長時間のバッテリー駆動などなどの基本性能が高い。
子供向きゲーム機としてはここまで不必要ではないかと思わせるところが、ソニーのマーケティング能力の弱さでもあると思うのだが、PalmやPocketPC,ザウルスといったPDAでモバイルを指向してきた私としてはPSPはある意味「完成されたモバイル端末」と言っても過言ではないと思っている。
基本ソフトも良くできている。PS2やPSXなどにも搭載されているメニューシステムの操作性や、動画やゲームを途中からやめたりスタートできるレジューム、バッテリーを無駄に消費させないための工夫など随所にみられる。
が、良くできているということは裏を返せば拡張性が損なわれることとなることが多い。
PSPもいわゆる「自作ソフト」を禁止して、それによってカスタマイズを制限することで製品としてのバランスを保っているのだと思う。
実際、基本ソフトは当初自作ソフトが実行可能であったが、ある時期のアップデートを施したPSPからは実行できなくなっている。
ところが、ここ数日このアップデート済みのPSPでも自作ソフトが動作できるハッキング技術がインターネットで公開されている。
いわゆるバグや仕様の隙間をねらった技術で、まさしく「ハッキング」なのだ。
そして、そのハッキング済みのPSPに、エミュレータと呼ばれる自作ソフトをメモリースティックから動作させると、なつかしのファミコンやPCエンジンといったオールドゲームが動作するばかりでなく、十分実用に耐えうるだけのゲームとして再現される。
私も持っていたファミコンカセットからデータを抜き出してPSPで実験してみたが十分にゲームを堪能できた。
さらにこのエミュレータは、本来のファミコンにないレジュームや一時保存といった機能も持っている。
学生時代クリアできなかったファミコンの憎きあのソフトに再度チャレンジする時が来たようだ。
続き▽
PSPといえばソニーの携帯型ゲーム機だが、実はマルチメディア端末としての能力には目を見張る物がある。
まず大画面で見やすい液晶、豊かなサウンド、アナログジョイスティック搭載といったゲーム機ならではの性能もさることながら、PCとのUSB接続、メモリースティックへの動画、写真、MP3ファイルの保存・再生、そして長時間のバッテリー駆動などなどの基本性能が高い。
子供向きゲーム機としてはここまで不必要ではないかと思わせるところが、ソニーのマーケティング能力の弱さでもあると思うのだが、PalmやPocketPC,ザウルスといったPDAでモバイルを指向してきた私としてはPSPはある意味「完成されたモバイル端末」と言っても過言ではないと思っている。
基本ソフトも良くできている。PS2やPSXなどにも搭載されているメニューシステムの操作性や、動画やゲームを途中からやめたりスタートできるレジューム、バッテリーを無駄に消費させないための工夫など随所にみられる。
が、良くできているということは裏を返せば拡張性が損なわれることとなることが多い。
PSPもいわゆる「自作ソフト」を禁止して、それによってカスタマイズを制限することで製品としてのバランスを保っているのだと思う。
実際、基本ソフトは当初自作ソフトが実行可能であったが、ある時期のアップデートを施したPSPからは実行できなくなっている。
ところが、ここ数日このアップデート済みのPSPでも自作ソフトが動作できるハッキング技術がインターネットで公開されている。
いわゆるバグや仕様の隙間をねらった技術で、まさしく「ハッキング」なのだ。
そして、そのハッキング済みのPSPに、エミュレータと呼ばれる自作ソフトをメモリースティックから動作させると、なつかしのファミコンやPCエンジンといったオールドゲームが動作するばかりでなく、十分実用に耐えうるだけのゲームとして再現される。
私も持っていたファミコンカセットからデータを抜き出してPSPで実験してみたが十分にゲームを堪能できた。
さらにこのエミュレータは、本来のファミコンにないレジュームや一時保存といった機能も持っている。
学生時代クリアできなかったファミコンの憎きあのソフトに再度チャレンジする時が来たようだ。
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2005,06,23 Thu 23:49
