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    WM56でWX310Jに着信させる
  • (12/06)

伊那市有線放送さんの緊急地震速報
伊那市と南箕輪村で有線放送電話を提供している「いなあいネット」の加入者に送られてきているお便りによると、ついてに緊急地震速報を有線放送電話で提供するようだ。

有線放送電話にはスピーカーがついていて、今までも緊急時には消防署から戸外の防災無線を通じて送られる放送と連動してスピーカーがなる仕組みがあったのだが、これと同じ仕組みでセンターで受信した緊急地震速報をスピーカーで一斉放送するようだ。

有線のスピーカーを使うメリットは3つ。
まずは音声放送であるのでテレビやメールのように、テレビをつけていてかつ画面を見ていなければならないとか、携帯電話を開いてメールをみなければならないという2次3次的な動作がないので、速報にすぐ対応ができる。
地震のときは数秒が命運を分けることもあることを考えると意義深いと思う。

2つめのメリットは、有線放送電話システムそのものが防災に即応できるという点。
スピーカーは電源が電話線から供給されているので、仮に受信宅が停電であってもセンターから給電できれば音声は流れる。センターには停電に備えたバックアップがあるので、緊急時にも対応できるそうだ。
さらにスピーカーは緊急時には音量リミッターを解除して放送することができる。
通常にはうるさい機能なのだが、緊急地震速報のような場合には有効だろう。
さらに、有線放送電話は古くからのアナログシステムであるので、デジタル放送での緊急地震速報での課題になっているデジタル復調のためのタイムラグが存在しない。
まさに、緊急地震速報のためのシステムではないだろうか。

最後に実用性である。
有線放送電話は古くからの情報伝達手段であるために、電話の普及が遅れていた山間地や高齢者宅の普及率が高い。さらに公民館など避難所となる公共施設には一般電話がなくても有線電話はあるという場合すらある。
これらのことは、緊急地震速報という新しいシステムを普段使用している設備で提供できることから、新しい機械の操作などに疎い人たちでも容易に受け入れることができ、かつ震災が起きてからも避難所などでも有効になるであろうと想像される。


とかく新しいシステムだから、新しい機械をいれなくてはと予算獲得や設備投資に一生懸命になる人たちが多いが、それがいかに無駄で大変なことかはADSLを日本ではじめて実証した有線放送電話だからこそわかるのかもしれない。
| 安江輝 | comments (34) | trackback (0) | - |
ココセコム導入


月々の料金やらキャンペーンやらにひかれて導入してみました。

要はAUの位置情報端末なんですが、ちゃんと基地局検索とGPS検索に対応している。
サイズは手のひらにすっぽり入るくらいで重さは100g以下。
電池は2時間の充電で、説明書では240時間使用可能。

さっそく使ってみたが、位置情報はかばんの中にいれておいても、伊那のような田舎でもきちんと測位して地図に表示してくれる。
携帯からもPCのブラウザからも表示可能。
PCのほうが当然見やすいが、携帯画面でも位置的には十分確認できる

ほかの機能として、昔のポケットベルのようにブザーと振動で(振動だけでも可能)お知らせして、電源ボタンを押すと、相手が反応したことを返してくれる機能や、電源ボタンを短く2回押すとあらかじめ設定した時間の範囲で電源ボタンを押さないと緊急通報してくれる「見守り機能」がある。

この2つの機能は何回つかっても無料。
しかし子供が間違ってボタンを何度も押して「見守り機能」になってしまい、一定時間反応がなかったためにセコムから電話がかかってきたこともあった。
ある意味防災訓練みたいなもんだが。

ちなみにセコムからの通報も無料。出動を依頼すると1万円である。

あ、大事な機能として緊急時に緊急ボタンを押すとブザーがなって、セコムに通報される。
もっともこの機能が滅多に使わないし、使ってほしくない機能であるが。
| 安江輝 | comments (x) | trackback (x) | - |
後期高齢者医療制度、もとい長寿医療制度の混乱
年金から保険料が天引きになる15日を前にして、マスコミなどもいろいろと報道しはじめました。
それに呼応するように厚生労働省なども対応策をだしてきていますが。。。

保険証が届かなかった人に対する対応が「今月中は古い保険証でも1割とする」ですか。。。。。

これを私は高速で運転中にラジオのニュースで聞いたのですが、一瞬たちくらみましたよ

理由のひとつは、古い保険証番号でほんとに診療報酬が提出できるのか
これは厚生労働省が全国の病院に出したという「通知」とやらをみないとよくわかりません。
(11日現在で、私の勤めている病院の医事部局には届きませんでした)

病院は別にいいんですよ。古い保険証でも1割でも。

問題は来月10日締め切りで古い保険証番号で国保連合会とか社会保険支払基金とかに請求をだしても受け付けてくれるのかどうか。

75歳以上の人は、いままで社会保険の扶養だった人も、国民健康保険だった人も、すべて後期高齢者広域連合の保険になったわけで、古い保険証とはそもそも加入している保険が違うようになったわけです。

いわば、自動車保険が期限がきれて別の年金天引きの保険会社に契約し直ししたようなもんです。
契約直後に事故起こして、契約前の保険会社に「国がいいと言っている」というだけで保険請求できるもんなんでしょうか

「こんなのうけつけられません」
「だって厚生労働省から通知でてるじゃないですか」
「そんなのそちらの勝手ですよ。うちは関係ありません」
なんていう問答になったりして(笑

いや、病院はいいんですよ、まだ来月までに対応考えればいいのだから。

かわいそうだなーと思うのは、病院関係に医事システムを提供しているベンダーさんやIT土方の皆さん。。。
なにしろ、3月からの診療報酬改定が終わって、なんだかよくわからない後期高齢者制度の対応がやっと終わったとおもったら、今度は古い保険証も一ヶ月だけ有効にするシステム改修とレセプトシステム対応、、、
5月になったらまた元に戻して。。。。なんていうシステムの構築や改修はとてもじゃないけどやってられないでしょう。

ああですまーち、ですまーち、ですまーち
| 安江輝 | comments (481) | trackback (88) | - |
後期高齢者・・・・名前が変わって長寿医療制度
突然名前が変わりました・・・・ってどうなんでしょうね

確かに「後期高齢者」って「もうすぐですよね」って感じではありますが
新しい名前でもなく、以前から国民健康保険では前期、後期という区分けを
つかってきました。
まぁ政治的判断なので、なにも言えませんが・・・混乱するのは医療機関もさりとて
対象となる75歳以上のご高齢の皆様ではないでしょうか。

「保険証ってなんだね」
「まだ届いていなんだけど」
「この前みせたばっかりだけど」
「難しいことはよくわからなくてねぇ・・・・」

窓口ではこういうお話ばかりなのですが、その上長寿だの、半年据え置きだの、1年凍結だのと政治の都合をいわれても困っちゃいませんか?

と、考えていたら、私の住んでいる近くの自治体では十数人に市町村番号を間違った保険証を配布したとかいうニュースが新聞にでてました。

この制度のために、市町村は1年近く前から広域連合という組織も含めて準備をすすめてきました。
・・・・なのに、間違えるんです。
「お役所仕事」とばっさりきってもいいのですが、そこはお役所、準備だけはしてきています。行き当たりばったりではないのです。
なのに間違える・・・・それを75歳以上のご高齢の皆様に間違えないでとはちょっと言えないです。はい・・・

今月より(市町村によって違いますが)、保険料は年金より天引きとなります。
うちの祖父のところには3ヶ月まとめて引きますという通知がきました。
祖父は「これなんだい?(笑)」と言ってましたが
(笑)が(怒)に変わる人も少なからずいらっしゃると思います。
特に、いままで扶養家族として支払ってこなかった人などは負担増を感じることでしょう。

広域連合も準備してきたなら、もっとわかりやすく説明してくればいいのにと思うのですが
ホームページみても今ひとつわからないんですよねぇ・・・私がみても。
当然のように3月31日以降、新しい情報はないし。
そもそも広域連合ホームページのトップにある下記の図をみて、なにかわかりますか?

「なにか申請しなくちゃいかんみたいだぞ」
「市町村から情報提供されているなら、間違いはないな」
・・・・すでに間違っているのですけど・・・・・・



さて、次回は健康保険と情報化のお話でも少ししてみたいと思います。
| 安江輝 | comments (432) | trackback (82) | - |
4月なので医療保険の話
なぜ4月に保険の話なのか。。。

4月といえば、新入学、就職など生活環境が変わる人が多くいます。
生活環境がかわると、医療保険も変わる人も多いものです。

ご存知のとおり、日本人は誰もが公的医療保険にはいらなくてはなりません。
市町村が事務取扱いしている「国民健康保険」
働く人が入ることになる「社会保険」や「組合保険」
保険に入っている人の家族は、保険の扶養者として登録されますし
遠隔地に住むことになった学生さんなどは「遠隔地」と印がつかれた保険証をもらったり。

この保険証は、所属する保険別にふられた「保険者番号」と
それぞれの人にふられる「記号/番号」があります。
医療機関で保険を使うには基本的にはこれらの番号を医療機関に知らせなければなりません。

これが「保険証をみせる」ということなわけです。

生活環境が変わると、この保険者番号や記号番号がかわる場合が多いです。
番号が変われば、当然いままでかかっていた同じ医療機関でも、新しい保険証をみせて
新しい番号を通知しなければ、保険をつかった受診ができません。

ということで、気をつけましょうという政府公報みたいな話でした。。。。

・・・・とここまで至極一般的なのですが、今年4月からは「後期高齢者保険制度」という聞き慣れないシステムがスタートしたので、対象者も医療機関も今、大慌てです。

そんな話から次回していきましょう。
| 安江輝 | comments (163) | trackback (91) | - |

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