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  • (12/06)

Thinクライアントを検証してみる
ブロードバンドが普及しPCが多機能多様化してくると、決まって「情報弱者はどうするのか」「高額化するコストをどうするのか」といった問題がでてくる。
そのための「誰でもが簡単に使えるネットワーク端末」は伊那EC実験の頃の日本電算機のiBoxや映像用セットトップボックスなど取り組んできたが、どれも結論的には「PCには叶わないよね」というのが(特にPCユーザーからの)結論になってしまっているようだ。
そういった経過からも以前から「Thin(しん)クライアント」という考え方には興味があった。

Thinクライアントとは、映像出力・キーボードマウス入力と、ホストとなるPCとの通信のためのインターフェースと処理機能のみを持たせたネットワーク端末の総称である。
Thinクライアントの特徴として
・ホストPCの機能をそのまま使うことができる
・端末装置の構成が簡単なので安価
・端末装置に余計な入出力を持たないので安定している
・同上の理由によりセキュリティも高い
・ディスプレイやキーボード・マウスなどはPCのものをそのまま使える
といった点が挙げられる。

Thinクライアント自体の概念は以前から存在していたのだが、これを実現するには
・ホストPCの高性能化
・ネットワークの高速化
・製造コストの低廉化
が必須であり、これに技術的な問題も加わって今まで表舞台にでてくることは少なかった。

ところがエルザよりthinクライアントがでるという情報を聞いた。販売はアスクからで価格は25000円台とのこと。
どちらもPCパーツでは名の通った会社だが、「PCに接続するネットワーク端末」といったイメージだろうか。

同社のwebなどをみると、家庭内や企業内で使用することをイメージしているようである。これを地域ネットワークで使用するとどのような利用や問題点がでてくるのであろうか。

そこで、伊那市有線放送農業協同組合(いなあいネット)さんとアスクの深江さん、エルザの川崎さんのご協力を得て、地域情報化の観点でThinクライアントを検証してみようと計画してみた。

特に地域における遠隔医療のツールとして有効ではないかと考えているのだが・・・次回から詳細。

nx-station
続き▽
| 安江輝 | comments (510) | trackback (564) | 地域情報化 |

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