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  • (12/06)

SL-C860 構築したもの
ザウルスのLinux搭載機 SL-C860を入手しました。
某リサイクルショップのオークションで17500円。
中古とは言え完動美品です。新品の市場価格が4万円後半、ネットオークションでも3万円前後ですから、お得だったのではないかとまずまず満足。

ザウルスは私がPDAをいたぶる最初の機械でした。PA3000だったかな。
その前にもポケットコンピュータという小型計算機があり、中学時代カシオのそれにはまったのがパソコンとのそもそものなれそめ。
そこから学校にあったMSXを経て、初めて自分のパソコン「マイコン」になったのがシャープのMZ-2000。
そのシャープはMZ,X1,X68000と個性的なパソコンを発売し続けていきましたが、NECやIBM-PCに押されて独自路線はなくなってしまいました。
そういう意味でとても思い入れのあるメーカーですが、PDAとしてもザウルスが私に与えた衝撃は大きかったのを思い出します。
当時PDA=小型コンピュータ=ポケットコンピュータ、程度の認識しかなかった私ですが、特にザウルスの「手書き」には驚きましたね。ペンを使ってスムーズにメモをとる、という行為そものもがPDA(個人情報ツール)という可能性を一気に広げた、そんな感覚ですね。

その後PalmやPocketPCなどを使ってきましたが、改めてC860を使ってみるとPDAとしてのザウルスは極めて日本人的な動作をするなぁという感想を持ちます。
PockePCの動作は、まさにWindowsのそれで、マルチタスク、アプリ連携など、例えてみるとシュワルツネッガーのアクション映画。次から次へと画面が展開していき、最後にはシャットダウン(笑)という、最近の日本の情報化傾向に似た趣すら感じさせます。
palmはPocketPCよりもカレンダー、アドレス帳などのそれぞれのアプリケーションが独立していて、かつPocketPCのような柔軟性も持ち得ているという点で、私の日常持ち歩きマシンになっています。バランスがいいですね。

ザウルスはアプリ、ハード、通信、拡張性などが随分と進化して機能が増えているのですが、どうもそれぞれが独立していて、極論では「機能を使いたければその機能の独自の操作方法を勉強してね、ハードも買ってね」と割り切られた関係みたいな感覚。
これは多機能が使いこなせない日本人初心者には、とてもとっつきやすいと共に、ユーザーをかなり選ぶのではないかなというのが実感なのです。

という訳で、今回のザウルスSL-C860はPDAとしては使っていません。
私的魅力はやはりLinux搭載でしょう。

どんな構築をしていくかは次回。
| 安江輝 | comments (81) | trackback (40) | モバイル |

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