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エピローグ
2006-06-28 Wed
8軒のうどん屋を巡礼した後に、車で瀬戸内海の海岸に沿った田舎道をくねくねと
ゆっくり走りながら新居浜を目指した。
風も無く晴れ渡った中で、瀬戸内海には小さな島々がキラキラ輝く海の中に浮かんでいて
遠くを船が行き来しているのが見えた。
誰もいない白い綺麗な砂浜を見つけて海辺まで降りてみると、海の水がとても綺麗で
海の底の砂礫が青緑に輝いて見えた。
海無し県である長野の人間にとっては、それはとても夢のような光景で、うどんで
満足感に浸っていた体に、幸福感を注ぎ足してもらったような気分だった。
最初は難色を示していた妻も満足していたようで、もちろん子供達は、その価値観は
分からないかもしれないけど楽しい思い出になったようである。
新居浜から夜行フェリーで大阪まで戻り、翌朝そこから車で長野までのドライブも
気持ちよい疲労感に満たされつつ、第一回目の巡礼は終わったのであった。
(余談)
今回の巡礼の一番顕著な成果は、体重2.5Kg増であったのは内緒の話…
by tako