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7軒目:たむら
2006-06-11 Sun
山越でとても満足感に浸ることができたため、ちょっと巡礼のモチベーションが落ちかけて
しまったが、しかし頑張って7軒目のターゲット「たむら」に定めて、いざ出発!
ちょっと走ると、カーナビが「たむら」の近いことを教えてくれた。
しかし、カーナビが指し示す地点に近づいたのにうどん屋らしき建物が見当たらない。
うーん。。。と思っていると、ふと目に入ったのが「うどん」の看板。
おー、これかぁ!
店前の駐車場には3台くらいしか置けそうになく、既に埋まってしまっていたので
仕方なく道を挟んだ反対側にある自動販売機の脇に駐車して店内に入った。
店からは何人かの客が出てきて駐車場におかれていた車で去っていったため、店内の
客は我々だけとなった。
まずは様子を探りたいのに誰もいないとなると都合が悪いものである。
仕方なく奥のほうに入っていくと、体格の良いおばちゃんが
「今日はもうだし汁が終わっちゃったから醤油だけになるけど、いいか?」と
聞いてきた。
噂では、その炒り子ダシがとても美味しいとか。。。
しかし、醤油でも十分美味しいだろう、と期待してそれを4つ戴くことにした。
すると、早速深いザルに入ったうどんを渡されたので、おぉ!と思って釜の中に
入れようとしたら「もう茹でてあるよ」との声。そりゃそうだ。素人に茹でれる程
甘くはないはず。
で、そのうどんを丼にいれて生姜をおろして沿えて、葱を盛って醤油を掛けて
さぁ、いただきます!
うーん、何ともコシのどっしりとした、それでいて食感がとても軽快で爽やか、
加えて穀物の持つ微妙な香ばしさが食欲を更に描きたてながら喉をすり抜けていく感は
何とも例え難い、至福の一時だった。
そして、感動しながらうどんを食べていると、ジャージ姿の地元女子中学生らしき一団が
おじちゃんに連れられて店に入ってきた。
どうも学校の運動部の顧問らしく、練習か試合の帰りのお昼に寄ったような雰囲気。
そして、そのおじちゃんは店の奥にいた店主に向かって「おーい、今日も若いの連れて
きたから、美味しいの食べさせてやってくれー!」
何ともいえず心が和んだ一瞬であった。
by tako
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