[Mlmag:793] 【いなじんインターネットメールマガジンVol.793】
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2021年 6月 16日 (水) 19:30:09 JST
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Vol.793 2021.06.16
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□ 「ノマドランド」に出演した日本 T-COOL
■ 時代小説にハマる アッシュリン
□ お天気情報 旅 人
■ 本郷が現役引退 「今後も関わる事が出来れば」 ＥＬＬＥ
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□■ 「ノマドランド」に出演した日本 T-COOL
映画「ノマドランド」に出演する２つの日本。
２つ目はトヨタの乗用車「プリウス」です。
多くのノマド生活者は、バンと呼ばれる大きな車に生活道具一切を積
み込み、或いはキャンピングカーを牽引して、次の生活の場に移動して
いきます。その中に混じって比較的小さな日本の車の中で生活している
人もいるのです。
燃費の良さが選ばれて生活費を節約するために使われているのか、狭
い車中でどのように工夫して生活しているのか、興味は尽きません。
トヨタの乗用車といえば、多くの人が力を合わせて世に送り出していく
ものの象徴ともいえます。毎朝定刻に出勤し、正確無比に組み立てをす
る社員の姿は、ノマド生活者とは相入れないものに感じます。
その表裏のような存在が、コントラストをさらに際立たせます。
しかし、プリウスも、燃料消費という呪縛から少しでも解き放つために
努力して開発されたジドウシャです。決して束縛の中から生まれたので
はなく、人間の挑戦の精神から生まれたのです。
ノマド生活者も、生活の糧を得るためにアマゾンで季節アルバイトを
していますから、決して現代の資本主義を否定しているわけではないの
です。
自由に生きることと、力を合わせる挑戦が互いに絡み合って存在してい
るのです。その折り合いの付け方が自分を決めていく鍵なのです。
https://searchlightpictures.jp/movie/nomadland.html
（ノマドランド、公式ページ）
■□
□■ 時代小説にハマる アッシュリン
時代小説にすっかりハマった。
郷里の隣県Ｙ県に、読書家の親友が居て、そもそもは彼女が読み終え
た本を送ってくれたのが始まりである。
小さい頃から読書のめっちゃ速く、例えば国語の時間に、彼女が指され
ると、教室じゅうのほぼ全員がいったいドコを読んで居るのか判らなく
なりざわざわする、それくらい速読なのだ。
彼女がたまに送ってくれる本で、我が家は本屋へあまり行かずとも本
が積まれている。正し自分好みとは限らないが。
その中に、宇江佐真理さんの時代ものがあった。
ハマりましたねえ見事に。【髪結い伊佐次捕物余話】
江戸の下町の人情にもついホロリとします。伊佐次は廻り髪結いと言っ
て床（店）を持たない髪結い屋さん。現代の言葉で言えば、移動式床屋
さんて感じでしょうか。
そして同心の小者（岡っ引きの下）を兼業しています。あちこちで情報
収集するのに、屋敷へ来てくれる髪結いさんは丁度いい。
伊佐次にはお金は無いけれど、いざ捕物になれば強くて頼りになるし
辰巳芸者の文吉（お文さん）と相思相愛です。※当時江戸城や吉原から
辰巳の方向にあったので、深川芸者を辰巳、羽織を着たので「羽織」と
も呼ばれたのだそう。気風の良いのが売りものです。
八丁堀（同心な与力など武家屋敷が多かったので、八丁堀と言えば、
もうその筋、今の桜田門と言えば警視庁みたいな連想です）があって、
吉原、浅草があって、深川があって・・昔は堀が多く舟での移動が一般
的なものでした。急ぎの時はチョキ舟に乗る。
※猪牙船(ちょきぶね)は、猪の牙のように、舳先が細長く尖った屋根な
しの小さい舟（ウィキより）速いので料金も割高である。
庶民の多くは裏店（うらだな）という狭いアパート暮らしだ。大抵は
四畳半に家族で住んだ。相場家賃は600文（7,000-8,000円）であった。
そんな暮らしでも下町のおかみさん達はみんな仲良く助け合って暮ら
す。人生５０年が普通。娘っ子は10代で嫁入りを考え、昔流行ったクリ
スマスケーキでは無いが25歳を過ぎれば年増であり30を過ぎれば奇異の
目で見られる。二十歳くらいで出産をするから、30代で10代の子が居る
のが普通だ、40を過ぎれば歳を数え、50で致仕（ちし＝隠居）が普通な
のだ。何もかも、現代よりも時間が早い。
だいたい江戸の地理が判って来ると、そこに住んでいるような気分に
なる。伊佐次の親戚か家族になったような気がして、狭い裏店に一緒に
住んでいる（笑）。昔の人は仕事を終えると湯屋（銭湯）へ行き夕餉を
摂って寝る。行灯の燃料が惜しいから夜更かしはしない。日が昇れば起
き、日が沈めば眠る。なんて健康的なんだろう・・。
伊佐次は独身から始まりお文さんと結婚して子供が育つ・・あんまり
のめり込むものだから、シリーズ全て読み終わったら、何だか気が抜け
てしまった、すっかり伊佐次ロスである（笑）。伊佐次を書いた最初の
「幻の声」で宇江佐さんはデビューと同時に受賞され、押しも押されぬ
時代小説の書き手となった。もっともっとこのシリーズを読みたかった
し、本人も自分は伊佐次に始まり伊佐次に終わる、終生このシリーズを
書き続けたいと宣言なさっていたのだが・・残念な事に2015年に宇江佐
さんは癌のためこの世を去った。
非常に非常に残念だし、この非凡な才能が消え、以後の作品が途絶え
た事が寂しくて堪らないのである。
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□■ お天気情報 旅 人
明日の天気
https://weathernews.jp/s/forecast/
週刊天気
https://www.jma.go.jp/jp/week/
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□■ 本郷が現役引退「今後も関わる事が出来れば」 ＥＬＬＥ
本郷理華が現役引退「今後も関わる事が出来れば」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d51d88ec8696680bd1ec7befcc9af4b382e88772
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編集部のひとこと
何だか梅雨入りしたと聞けば突然やたらと蒸し暑いような気がし
てなりません。急に夏日が来て、我が拙い薔薇庭も最盛期があっと
いう間に終わろうとしています。四月に知り合った記者さんと友人
が薔薇庭を眺めに来てくれました、お礼にアレンジフラワーを。
切り枝を下さった春日さん、毎年のオープンガーデンを有難う。花
を貰って嫌な顔をする人は居ません。みんな気に入ってくれたよ
うで、嬉しいです、挿し芽が着いてあちこちで咲いたと言われると
非常に嬉しい、もうウチから大阪へも札幌へも苗が行き、着いてい
るそうです(⌒∇⌒)
憂鬱なコロナ武漢肺炎はまだまだ続いています、変異株を思うとい
つ来るのか戦々恐々です。皆さま、お変わりありませんか。
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【夏至】げし：6月21日頃
太陽高度が最も高く、１年で最も昼が長い日。暦の上では夏の中間
地点にあたり夏至を過ぎると暑さが増して本格的な夏がやってくる。
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外出から戻ったら必ず嗽と手洗いをしています。皆様くれぐれも
体調管理はしっかりとして、風邪などお召しにならぬよう。
ゆめゆめ、油断怠り無きよう。皆様の健康をお祈りしています。
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なにかニュースがありましたらお知らせ下さい。
次回は、来週６月２２（火曜日）です
皆様の情報が頼り。原稿お待ちしております。
綾小路小薔薇
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■□ 情報をお寄せください
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