[Mlmag:760] 【いなじんインターネットメールマガジンVol.760】

インターネット情報から日常の話題 mlmag @ inajin.gr.jp
2020年 8月 7日 (金) 22:49:25 JST


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                               Vol.760                2020.08.07
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  ==============おしながき===============
 □ With Corona                    T-COOL
 ■ 突然の流刑【ペスト】より。            アッシュリン
 □ お天気情報                    旅  人
 ■ ネーサン・チェンGPS歓迎            ELLE
  ==================================


 □■  With Corona                  T-COOL


  新型コロナウイルスに感染することは怖いことです。いつどのように
 したら感染してしまうのか予想がつきません。そして、もしかすると命
 に関わる事態に陥ってしまうかもしれません。

 しかし、だからと言って自分の身近でウイルスに感染してしまった人を
 責めることはできません。その人はウイルスに感染しようとして過ごし
 ていたわけではありません。むしろ今までより感染に気をつけながら生
 活をしていたかもしれないのに、それでもウイルスに感染指定待ったか
 もしれないのです。

  ところが、なぜか身近な地域で感染者が出ると、その人に対する批判
 や中傷などが起きてしまうのです。中傷した内容の文章が投げ込まれた
 り、職場の窓ガラスが破られていたり。悲しいことで、許すことはでき
 ません。

 匿名性が高い、インターネットの書き込みやSNS では、こうしたことが
 よく起こり問題になります。しかし、現実の社会でも起こるというのは、
 本当に困ったことです。

  こうした近隣の人を攻撃しようとする行為は、新型コロナウイルスに
 限ったことではありません。災害が起こると必ず起きるデマの類もそう
 でしょう。

 なぜこうしたことが起こるのでしょう?

 それは、人間が死の恐怖を感じたり、死を連想することを想起した場合
 に、自分とは異質のものを排除しようとする気持ちが湧き出てくる事に
 よるのです。
 この現象は、エスカレートし、自分の考えている行為は常に正しいと勘
 違いをするようになります。中傷された人がどんなに悲しい気持ちにな
 るのかわかっているにもかかわらず、中傷することが正しいことだと、
 思い込んでしまい、実行してしまうのです。

  どうしてこんなことが起こるのでしょうか?人間は、死の恐怖によっ
 て行動してしまうのでしょうか?

 参考文献:https://calil.jp/book/4772695540
 (カーリルのページ)

                                              ■□


 □■ 突然の流刑【ペスト】より。          アッシュリン


  本屋に山積みされ、【今、話題の本】(まさか)になっていたので、
 芥川も夏目も、有名どころはぜんぜん読んでおらず、たまには有名な
 本でも読んでみるか、と思った自分は思わず手に取った。初版は1947年
 とあり、なんと94刷め。

  実際にペストは何度も流行したらしいが、中世ヨーロッパでもっとも
 猛威を振るい、一番酷い時には、ヨーロッパの人口の1/3が死に絶えた
 という、有名な「黒死病」である。

 ネズミが急増、大量死したかと思うと、今度は訳の判らない病気でバタ
 バタと人々が死んでゆく、なかなか動かない役所、突然の町の封鎖(今
 で言うロックダウン)に、困惑し、動揺し、震え上がる人々、、

           世界から隔絶された孤独感。
      いつこの病気に自分も罹るのか、という恐怖感。
      いったい明日は、今後はどうなるという焦燥感。
    閉塞感、絶望感・・・そして恐慌状態で、錯乱する人びと・・・

   恐怖にとらわれ、パニックになり、境界の柵を無理やり乗り越え
   ようとして一悶着した挙句、銃殺される場合も・・・

 まあ銃殺は無いにしても、その状況が、なんだかとても今の日本と似て
 いる。

 舞台となったアルジェリアの町はカミュの生誕地らしい。この唐突なる
 断絶を、カミュは【突然の流刑】と表した。確かにそうである。

 ペストとはどんな病気だったのか、と思い、もっと具体的な病気の様子
 を知りたかったのだが、鼠径部が腫れて、とかはあるものの、ペストを
 人間に例えて、主に精神的な攻防戦だとか、概念論ばかりで、なかなか
 読み進めず、仕舞いにはイライラした(笑)。

  本の中では、何か月も経ち、冬が来て、ペストはあれよあれよと言う
 真に収束して行き、閉じられていた門も開かれ、人々は浮かれ狂乱し踊
 り回る。主人公は医師だから、浮かれちゃならん、まだ油断は出来ん、
 と内心は思いながらも言い出せない。

  日本の収束はいったいイツであろうか。
  この冬を越して、来春だろうか。来夏だろうか。。。

  一刻も早く、のびのびと、マスク無しで、人と話し、安心して暮らし
  たい(>_<)!!!

                               ■□


 □■ お天気情報                  旅 人


  天気情報
  https://weather.yahoo.co.jp/weather/

  週間天気
  https://weather.yahoo.co.jp/weather/week/
  
                               ■□


 □■ ネーサン・チェンGPS歓迎          ELLE


  ネーサン・チェン、フィギュアGPシリーズ開催歓迎
  「ワクワクしている」
  https://news.yahoo.co.jp/articles/2bb9a0acac285bc950c03b69c0c62467c5ff6413

  浅田真央&宝塚トップスターの“微笑み2ショット”に反響
  「どちらも日本代表する宝」
  https://news.yahoo.co.jp/articles/eda0d08c496825a08d40da44c5e6ceb19522b2a6

                                                   ■□


 ■■□■ 
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   □
    編集部のひとこと 

   もう今は会わない人から、人づてに、頂いた挿し芽が着いて薔薇
  が咲いたよ~と、お礼を言っていた、と聞いた。こんな嬉しい事は
  無い。自分も庭の薔薇たち殆どが頂いた挿し芽だから、欲しい人に
  は還元したい、と思うのだろう、そう聞くとたまらなく嬉しい。
  
  薔薇は再生の木、花が咲いたらとにかく枝を切り、肥料。それさえ
  しとけば、ずーっと咲き続ける。肥料は廉価な牛糞で十分である。
  欲しい、という人が居る限り、挿し芽は続けるだろう、切る枝は、
  たくさんある。植える鉢が足りないほどだ。
 
   梅雨明けと同時に、急に酷暑が来ました。皆さまお変わりありま
  せんか。  

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  立秋 (りっしゅう)
  陰暦7月の節。陽暦の8月7日か8日。
  この日から立冬の前日までが秋。一年で一番暑い頃であるが、朝夕
  はなんとはなしに秋の気配が感じられるようになる。暑中見舞いは
  この前日まで、この日以降は残暑見舞いとなる。

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  外出から戻ったら必ず嗽と手洗いをしています。皆様くれぐれも
  体調管理はしっかりとして、風邪などお召しにならぬよう。

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     なにかニュースがありましたらお知らせ下さい。
     次回は来週8月13日(木曜日)です、お楽しみに!
     皆様の情報が頼り。原稿お待ちしております。

                       綾小路小薔薇


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