。゜。゜。゜。゜。いなじんインターネットメールマガジン。゜。゜。゜。゜ Vol.76       2003.06.06 http://www.inajin.gr.jp 〜〜〜〜〜〜 天気の、変わりやすい季節です(-_-)〜〜〜〜〜〜 ==============おしながき===============   ■ 伊那中央病院の情報システムについて 総務課企画情報係   □ カラさんの[QoS]コラム 第6談    −松本広域消防局訪問記B− カラ・ボーン   ■ 忘れられない和食屋・・・『どんとサッポロ』! (ゴールドコーストにて)A ドナっち ==================================   □■ 伊那中央病院の情報システムについて 総務課企画情報係 4月に開院した伊那中央病院は、情報システムが大きな目玉になってい ます。さて、どんなシステムでしょうか。 まずオーダリングシステムから。 オーダー(注文)するシステム、という名前から想像されるとおり、医者 がX線撮影などの放射線や血液などの検査、注射から料金精算までの情報 を一手に入力することで、システム化された検査装置や会計装置が動作し て待ち時間の短縮や履歴の検索など可能になるものです。 この仕組みが全館に張り巡らされていて、医療従事者はそれぞれの部門 から受け持つ患者さんの情報を的確に知ることができます。 いわゆる「電子カルテ」は、このオーダリングシステムに患者の個人情報 を追加し機能拡張したもので、ここまで仕組みができると、ネットワーク で結んで地域の医院や診療所から伊那中央病院のデータベースを利用して、 より的確な診察が可能になるようになるでしょう。もちろん、その際には 個人情報の保護など今までにない新しい基準などを明確にしなければなら ないため、医療従事者の意識改革なども必要になります。 ここまでの仕組みは、情報を公開して相互に接続していくネットワーク、 いわゆるインターネットとは性格の違うものです。このためオーダリング システムはインターネットには接続せず、院内独自のネットワークによっ て守られています。 インターネットによる情報共有も現在の医療には重要なことであり、伊那 中央病院では伊那有線と伊那ケーブルテレビのネットワークを活用して外 部向けネットワークも構築しています。 http://www.ina-hospital.gr.jp/では、このネットワークを利用して病院 から中央アルプスなどを遠望するライブカメラも設置していますので、ぜ ひご覧ください。   □■ カラさんの[QoS]コラム 第6談   −松本広域消防局訪問記B− カラ・ボーン 司令室では、なんといっても大型の電光掲示板が我々を圧倒した。 それはただデッッッカイから、という理由だけではありませんの! 司令管区内のどこに消防車、救急車が出動して、それぞれどんな状態か、 はっきり表示されるのだ。[消火中]とか、[応急手当][搬送]、[完 結](さすがに[売油中]っつうのはなかったね)など、それぞれの車輌 の動静が一目で把握できるから、出動要請があった場合は、現場から最寄 りの車輌に司令を出す事が可能、という訳だ。   これを「消防通信システム」という。地方の自治体段階で、こんなにハ イクオリティの設備を導入してるのは、松本広域消防局だけだそうだ。   さて、前回お話しした「携帯電話災害通報受付サービス」は、構築作業 が昨年11月から始まり、本年3月には完成。富士通との共同開発で、全 国にさきがけてのものらしい。この場合の特許出願権はいずこにありや? なぁんて下司の一人としては、大いに気になるところでしたね。   このシステム構築にかかった費用は概算で、総額1500万円。司令長 曰く、「市民を一人残らず救命するためを考えるなら、安いもんですよ」   凄味のあるこの弁を聞いて、松本広域消防局における防災福祉意識も、 [QoS]もハイレヴェルである事を痛感させられた。             ■□   ■□ 忘れられない和食屋・・・『どんとサッポロ』! (ゴールドコーストにて)A ドナっち ようやくホテルに落ち着き靴を脱ぎ、捨てた(ホントにごみ箱に)。 な〜んてこったい、まだ新しかったのにぃ(/_;)。部屋のグレードはまあ まあ。(出張と違い、社員旅行は割と豪華なのだ)問題は夕食。 3泊するのだが、如何なる異国においても一度は和食屋へ連れて行かない と暴れるぞ〜という(笑)友人A子の為に、当地で美味しそうな店を探さね ばならない(笑)。 一応コンシエルジュに尋ねてから、更に係りの人やフロントやドアマン (つまり地元の人々ですな)に聞き込んだ名前は「どんとサッポロ」思わ ず全身の力が抜ける。う〜〜む・・・外国には日本なら到底お目にかかれ ない上、本当に美味しいかどうか不安がよぎる様な店名が多くてオカシイ。 取り敢えず出掛けてみる事にしたは良いが、、、どうも我々はゴールドコ ーストに似つかわしく無い季節に来てしまった様で・・・外は大雨。 その前に一杯引っかけよう、という事で我々はANAホテルへ向かった。 1Fの端にあるバーにいた英国風じいさんバーテンダーは、童顔の我々に 人差し指を「チッチッチッ」と振りながら“お嬢ちゃん、そんな強い酒を 飲んでは駄目だよ」とウィンク。へっっ??(一体幾つだと思われてんだ ろう〜(-_-;)) 雨が止まないので仕方なくタクシーでレストランへ出発。和食屋は閑静 な住宅街のど真ん中にあった。道路から店まで芝生があって遠いくらいだ。 カウンターの向こうで包丁を握る白衣の日本人と大きな伊勢エビの絵。 食事を運んで来てくれたウエイターはスティーブン・セガール似の白人の おっちゃん、マネージャーらしき男はインド人??という異様な雰囲気。 何を考え込んでいるのかと思ったらセガールは悩んだ挙げ句に醤油皿を逆 の位置に置いて行った。なんだかな〜(笑)。 外国に多いセットものだったがメインがうどんとラーメンだったか違う物 を頼み、交換して飲んでみてA子は自分の方がスープが温いと怒っていた っけ。だからさ〜、いつも言うけど(どう考えたって)“日本より美味し い和食”が外国にあるワケ無いがな〜(-_-#)。 食べ終わってもまだ豪雨のままなのでセガールとインド人が傘を持って 我々をタクシーまでニコヤカに送ってくれた。もう二度と行かないと思う し、特に美味しかったという記憶は無いがその強烈な名前だけはきっと忘 れないと思うぞ、“どんとサッポロ”。。。(つづく) ■□                                     。。。。。。。。。☆☆☆。。。。。。。。。              編集部からのお知らせ  ■■□■   ■□ 編集部のひとこと   □ 私事ですが最近「しうしょく」致しました。なんとまあ旧石器 時代の社会人再び暗躍す、でございます〜(^^ゞ。 今日6日は暦では「芒種」といって、『稲の穂先のように芒( のぎ=とげのようなもの)のある穀物の種まきをする頃という意 味。西日本では梅雨に入る頃。』とあります。 南の島ではもう梅雨は明けたとか??日本も広いですねえ(^o^)。 一句。梅雨空に うつむきかげんの 花蕾かな。 そうです、記念樹に植えたバラが咲いたんですよ〜。マトモなの は一輪だけですが。しかもオットの実家なのでしょっちゅうは通 えないけれど、何か嬉しくてジメジメ天気にも負けないぞうっっ と思ってしまいます。            綾小路小薔薇  ■            ■□■    ■□ 情報をお寄せください  □          いなじんインターネットは、地域のみなさんからの情報を       お待ちしています。       美味しい情報、楽しい情報などお待ちしております。              情報の提供は、こちらからお願いします。        http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html              mailmag@inajin.gr.jp            =================================      発行  非営利活動法人 いなじんインターネット          長野県伊那市境1071番地 リブレビル1F            ご購読の停止及びメールアドレスの変更は、          http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html        編集部へのお問い合わせ、ご意見・ご感想など          http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html                          mailmag@inajin.gr.jp    このメールマガジンは、大安の日にお届けしております。  尚、大安が土曜日曜、祝祭日と重なった場合は、お休みとさせていただき  ます。あしからず。  。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆