。゜。゜。゜。゜。いなじんインターネットメールマガジン。゜。゜。゜。゜ Vol.61       2003.02.17 http://www.inajin.gr.jp     〜〜〜〜〜〜 雪また、雪!でございますね 〜〜〜〜〜〜 ==============おしながき==============   □ 地震災害とインターネット(前編)       やすえっち   ■ お薬についての小話              寅ちゃん   □ 珍道中・台湾編・アホ新人に怒るの巻(完結編) ドナっち ==================================   □■ 地震災害とインターネット(前編)      やすえっち   今年も雪がよく降りました。長野というととかく雪が多いというイメ  ージですが、皆さんご存じのとおり伊那という地域は晴天率も高く、雪  が降らない地域になります。それ故に先日のように大雪になると交通は  混乱し、まさに災害と言える状況になります。   伊那で災害というと、大雪、春の山火事、6月の大雨くらいのイメー  ジでしょうか。ところが伊那には「伊那谷断層帯」と呼ばれる活断層が  存在しています。伊那谷断層は1万年以上前に起きた大地震によって出  来た地割れですが、これが活断層と呼ばれるのは1万何千年周期で地震  が起こる可能性があるということに所以します。   今まで私たちが河岸段丘と信じていた崖のいくつかはこの断層である  ことが最近分かってきています。河岸段丘は川の浸食によってできた崖  ですが、川は流れに沿って曲がりますから直線的な河岸段丘というのは  常識で考えても変ですね。実際、伊那市にも中央アルプス山麓と盆地中  央部に活断層が存在しているようです。   備えあれば憂いなし。東海地震や東南海地震の可能性も含めて、最近  特に地震の可能性が高まっています。実際に地震が起きたら自分の身は  自分で守るしかありません。特に眼鏡や入れ歯の方は、いざ夜中に地震  が起きてもすぐに見つけることができる場所に置いておくと、被災中に  苦労しないで良いそうですよ。(後編へ続く)                                 ■□   ■□ お薬についての小話              寅ちゃん       今日はお薬の飲み方についての小噺をおひとつ。   ある日、病院に入院してきたおじいちゃん(J)と、看護婦さん(N)  の会話。お薬の事を話していた時のことです。    J:いやあ、看護婦さん、おりゃあ座薬ってもんを飲んだけど、      ありゃあ飲みにくい薬だなぁ・・・。    N:えっ?!飲んだ?ど、どうやって使ったんです?    J:どうやってって、座薬っていうから、ありゃあ座って飲むモン      だろ?      正座して飲んだんだけどな、あんなまずい薬は始めてだ。    N:・・・・・・・(汗)。     (これはどうも、実話らしい。)  他にも、座薬を味噌汁の中に入れて溶かして飲んでいた、というおばあ  ちゃんも・・・(ーー;)。    いや、世の中、いろいろな勘違いというものがあります。    皆さんは座薬の正しい使い方、できていますか(笑)?                                 ■□   ■□ 怪しい珍道中・出張はツライよ台湾編      アホ新人に怒るの巻(その5・完結編)     ドナっち   かつては、私だって気の利かない新人だった。先輩をさぞや苛々させ  た事であろう。しかし、なんぼなんでも上記の様に「似ても焼いても食  えない」ゴムの如き強靭なワガママさを前面に押し出せたであろうか?  否、である。   自分の意見を通すのとワガママを通すのとでは意味が違う。権利があ  れば義務も生じる。自由にはいつでも責任が付き纏うのである。  如何なる理不尽な事でも、「新人」という看板の下では耐えねばならぬ  試練であった。少なくとも自分だけが満足すれば周りはどうでも良い、  などという風潮、及び意識は無かった。そういうものであったし、また  その我慢が「己を育てた」からである。   集団行動や我慢が出来ないのはその親自体が出来ないかさせなかった  からで本当に問題なのはその親の方だと思うのであるが。魚の産卵では  あるまいし、産みっぱなしでは困る。結局は会社という社会組織や何の  罪も無い周囲の人間が苦労するのである。非常に迷惑だ。   ほとほと呆れるトンでもナイ例を挙げてしまったが、「我慢を知らぬ  馬鹿」ほど始末に負えないものは無い、と言いたかったのだ。医学的な  ことはよく判らないが、きっとそういう奴らは脳みそに何らかの細胞の  異常があるに違いない、と睨んでいる(冗談だ)。   我々はよく冗談でネジが外れているぞ、などとからかったりするが、  本当に冗談では無く、日本もいよいよアブナイぞ、という恐怖を我々に  感じさせたという意味ではひょっとして何か多少でも意義のある新人だ  ったのだろうか??そんなハズは絶対に無い!!  彼らの表情に共通して感じるものがある。人間では無くアンドロイドの  臭いである。うわべしか見ることが出来ず、到底心が通じない。   こんなヤツらを相手の研修に、このうえご飯でも不味かった日には、  もう私は完全に暴れていたかも知れない(笑)が・・・毎回仕事を終えて  つく食卓は美味しいものばかりで、せめてもの救いだった。食事中は嫌  なヤツの顔を見なくて済むからね。   どうやって研修を全部終えたか台湾から帰国したかもう記憶に無く、  会社を辞めた今でもあの空恐ろしい新人達だけが私の中にトラウマとな  って澱のように沈んでいる。あなおそろしや。  人間は不幸だと病気になる、というのが私の持論である。いやオプティ  ミストよりはペシミストの方が少なくとも患り易いのは本当だと思う。  ウソだと思うなら医療関係者に聞いてみて欲しい。私もこれが元で癌に  なったりして。くわばらくわばら・・・。  追伸:  あの後、気になって訪台の度に車の件を聞いた私に「クリーニングに出  した」などと言っていたが、その後ついぞあの車を私は見ていない。  一番悲惨だったのは“新車”を失ったピーターではないだろうか(T_T)。  ********************************  次回は絶対観光でと歯軋りしつつ、何度アジアの国へ出かけた事だろう。  ワケの解らぬイマドキの自己中な一部の後輩連中にも悩まされつつ。  幸いにも世の不況の波に逆らい業績の伸びていた会社に入ったため社員  旅行でリゾート地へも足を運べた。個人的にも友人達と何度か出掛けら  れた。それらも全て爆笑珍道中に近いのでまた追って書こうと思う。  残念ながら8年目で辞める事になったのでもう二度とあんな珍妙な旅の  数々は望めないだろう。ホッとした様な残念な様な・・・ちょっと寂し  くもある今日この頃である。(終わり)                                 ■□                                     。。。。。。。。。☆☆☆。。。。。。。。。              編集部からのお知らせ  ■■□■   ■□ 編集部のひとこと   □      12月や1月と違って2月の声を聞いただけでも、もうちょっ     ぴり暖かな気分になりますね〜〜♪などと嘯いていたらまたまた     雪が降り(涙)・・・ちっきしょ〜っ(あら失礼)。     でもでもっっ     19日は二十四節気の一つ、雨水といって草木の芽が出始める頃、     という意味だそうです。春の季語ですね。     野菜も果物も年がら年中いつでも手に入る時代で、季節感が無い     今日この頃ですが、私はそれでも「暦」を捲っては薀蓄を扱いて     おったジジイ(失礼=祖父)に恥ずかしく無いよう、せめてもの     季節感を大切にして行きたいと思っている古いタイプの人間です。     時代遅れと笑うなかれ。     綾小路小薔薇  ■            ■□■    ■□ 情報をお寄せください  □          いなじんインターネットは、地域のみなさんからの情報を       お待ちしています。       美味しい情報、楽しい情報などお待ちしております。              情報の提供は、こちらからお願いします。        http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html              mailmag@inajin.gr.jp            =================================      発行  非営利活動法人 いなじんインターネット          長野県伊那市境1071番地 リブレビル1F            ご購読の停止及びメールアドレスの変更は、          http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html        編集部へのお問い合わせ、ご意見・ご感想など          http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html                          mailmag@inajin.gr.jp    このメールマガジンは、大安の日にお届けしております。  尚、大安が土曜日曜、祝祭日と重なった場合は、お休みとさせていただき  ます。あしからず。  。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆