。゜。゜。゜。゜。いなじんインターネットメールマガジン。゜。゜。゜。゜ Vol.52       2002.11.12 http://www.inajin.gr.jp  〜〜〜〜〜〜〜〜〜 うぅー信じられない寒さだ!〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ==============おしながき==============   □ お手軽地域コミュニケーション(1)      やすえっち   ■ インターネットに関する法問題 第16回(2)   行政書士N   □ ブロードバンド時代のパソコン活用       T-COOL   ■ 大学つれづれ[24]               女学生 y. ==================================   ■□ お手軽地域コミュニケーション(1)      やすえっち   ブロードバンドの醍醐味は「高速通信」ですが、同時に常にインター  ネットや地域ネットワークと接続しているという「常時接続」にあると  も言えます。  今回は、この常時接続を使った「お友達とコミュニケーションをとろう」  という方法を考えてみましょう。  1 電子メールでコミュニケーション   すでにインターネットを使ったお友達コミュニケーションには欠かせ  ない電子メールですが、その方法はさまざまです。  一番お手軽なのは携帯電話のメール機能ですが、長い文章を送信したり  受信したりするには向いていません。短い文章をやりとりするという点  では後述の「チャット」に似た使い方と言えるでしょう。   ブロードバンドでの電子メールはこのような理由から、パソコンを使  った場合が最大限な使い方ができることになります。パソコンであれば  長文であろうと、電子メールに声や音楽、映像を添付して送信すること  も簡単です。またポストペットやぷーさんメールにみられるような電子  メールそのものを楽しむ付加機能も携帯メールにはない魅力です。     ブロードバンドがあればこれらの電子メールを時間やお金に関係なく  思う存分楽しめます。また電子メールの回覧板と言われる「メーリング  リスト」や定期メール雑誌「メールマガジン」などの機能を使っていく  と電子メールの1日の受信数も増加しますが、ブロードバンドなら安心  です。その分コミュニケーションが広がっていくのがブロードバンド電  子メールの最大のメリットと言えるでしょう。                                 □■   ■□ インターネットに関する法問題 第16回(2)  行政書士N   匿名の言論に関して、憲法の保障が及ぶかどうか、判例はどのように  考えているのだろうか。  この問題に関して、日本の判例を分析してみたいところだが、今のと  ころ匿名の言論に関して憲法の保障が及ぶかどうかといった判例は見当  たらなかったので、「マッキンタイア対オハイオ選挙委員会事件」にお  けるアメリカの連邦最高裁判所の1995年4月19日判決を見てみたい。  この判決では、オハイオ州での匿名の政治的言論の配布を禁止する規定  である州法は、憲法修正第1条による言論の自由の一側面であるとした。  以下は藤田弁護士の論文で紹介されている、判決の趣旨の一部である。 「匿名のパンフレット、リーフレット、小冊子、そして書籍も、人類の  進歩で重要な役割を演じた。偉大な文学的(言論による)作品は、しば  しば、仮名で書いた著書によって作られた。」 「匿名性を守るという、決定は、経済的又は公的な報復に対する恐怖に  よって、社会から追放される不安によって、あるいは、単に、プライバ  シーをできるだけ保ちたいという希望によって、動機づけられる。」 「その動機づけが何であれ、少なくとも文学的努力の領域では、匿名の  作品を思想の市場に入れるという利益は、その市場に入れる条件として  アイデンティティの開示を要求する公共の利益を疑問の余地なく凌駕す  る。」 「匿名で発表する自由は、文学的分野を超えて適用される。・・・歴史  を通じて、時々、迫害されたグループや党派は、匿名である異は全くそ  ういうことをせずに、抑圧的な行為と法を批判してきた・・・。  ・・・憲法の批准に好意的な議論ですら架空の名前で発表された・・。」 「匿名性は、多数者の専制からの防御の楯である。」 「匿名のままでいる権利は濫用されるかもしれない。しかし、・・一般  に、我々の社会は、言論の自由の価値に対して、その誤用の危機に対す  るよりも大きな重みを与えている。」   以上は、先にも書いたとおり日本の裁判所の判断ではなくアメリカの  最高裁の判断である。しかし、この考えは日本の社会においてもあては  まる妥当な判断であろう。                                       □■   □■ ブロードバンド時代のパソコン活用         T-COOL   前回までは、CD-R、CD-RWを使ってファイルをコピーするという話題を  おってきましたが、今回はちょっと横道にそれてMOというメディアを見  てみましょう。   MOというのは、「Magnetic Optical Drive」という言葉の略です。磁  気的な光学??正式な日本語は「光磁気ドライブ」というのです。これ  は、磁性体を使った円盤に、レーザー光線を照射して200度まで温度  を上げたところに電磁石で磁界を当て、磁性体の向きを変えてデータを  記録するというやり方だそうです。  読み出すときはこれ又レーザーを当てて、といっても今度は溶けてしま  うほどではなく弱い光線を当てるのですが、これにより磁性体の向きを  検出してデータを読み出すのです。   MOはレーザー照射を行うと言うことでCD-Rなどと似ていますが、一番  の違いは、書込ができる回数です。なんと1000万回も書き換えがで  きるそうです。また磁性体が保護膜に覆われていますからフロッピーデ  ィスクなどに比べてもほこりに強そうです。     実際に使ってみるとCD-R等のように特別な書込ソフトを使って順序よ  く行う必要はなく単純にドラッグアンドドロップすればファイルを書き  込むことができます。  こんなに良いことずくめのMOですが、欠点もあります。実はMOを読み書  きする装置をもっている人が少ない、ということです。パソコンの外部  記憶装置の中できわめて普及しているのがフロッピーディスクとCD-ROM  です。CD-RはCD-ROM装置で読み込むことができますから他の人にデータ  を渡すときに非常に便利です。このような便利さがない場合、あまり普  及しないのがパソコンの外部記憶装置です。    しかし、何度も記録ができ、特別な操作を必要としないMOはバックアッ  プ装置として有用であるといえます。記憶容量も1.3ギガバイトまで  OKなものもあり、これからもしっかり生き残っていくものと思われます。                                 ■□   ■□ 大学つれづれ[24]                女学生 y.   いなじんメールマガジン【Vol.51】の「ねんざ」や「つき指」につい  て ドクターS を読んで、ドキッとしました。   実は10月中旬の早朝、アパートの階段を、たった一段踏み外しただけ  で、右足首が1.5倍にも腫れ上がってしまったのです。あまり痛みが無か  ったのですが、あまりにも腫れが酷いので整形外科へ行ったのですが、  骨には異常なし。湿布してサポーターで押さえてもらいました。が、そ  れから10日以上たっても状況が変わらず、改めて接骨院に行ったら、筋  がずれている(?)とかで、足首を引っ張って押し込み、テーピングで  完全に固定して毎日マッサージに通うことになりました。ほんとに甘く  みてはいけませんね。未だに完治していません。     大学は駅から3分のところにあり、構内は車椅子学生などのためにバ  リアフリーになっているのですが、アパートから駅までの道のり、駅の  ホームの階段、あちこちに障害が待ち受けていました。何とか学校には  通っていますが、ねんざを甘く見たツケがきています。                                 ■□                                     。。。。。。。。。☆☆☆。。。。。。。。。              編集部からのお知らせ  ■■□■   ■□ 編集部のひとこと   □     みなさま、ただいま〜でございます。小薔薇は買い付けをする     友人のクライアントのお付き合いで台湾・香港・広州と歩き回り、     もうヘトヘト、足底の皮が二重に感じられます。喋り過ぎ吸い過     ぎ飲み過ぎで喉は潰れ、おまけに25度から10度の国へ戻ったら大     風邪で今私の喉は最悪です。爆笑珍道中についてはまた書こうと     思います。さあこれで私のPNが判明してしまいますね〜(笑)。     不在中やすえっち様にはお世話になり、どうもありがとうござい     ました(^。^)     綾小路小薔薇  ■            ■□■    ■□ 情報をお寄せください  □          いなじんインターネットは、地域のみなさんからの情報を       お待ちしています。       美味しい情報、楽しい情報などお待ちしております。              情報の提供は、こちらからお願いします。        http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html              mailmag@inajin.gr.jp            =================================      発行  非営利活動法人 いなじんインターネット          長野県伊那市境1071番地 リブレビル1F            ご購読の停止及びメールアドレスの変更は、          http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html        編集部へのお問い合わせ、ご意見・ご感想など          http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html                          mailmag@inajin.gr.jp    このメールマガジンは、大安の日にお届けしております。  尚、大安が土曜日曜、祝祭日と重なった場合は、お休みとさせていただき  ます。あしからず。  。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆