。゜。゜。゜。゜。いなじんインターネットメールマガジン。゜。゜。゜。゜ Vol.322       2009.07.17 http://www.inajin.gr.jp     〜〜〜〜 梅雨が明けたら、毎日暑いですね〜!〜〜〜〜   たった一言で救える混雑がある!?〜県下NPO提供道路情報提供掲示板 「Road110ドットコム」  情報募集中 ==============おしながき===============  □ 日本のWebは「残念」なのか           Roony-BIG  ■ 「出発、無謀だった」…生存者証言       ドナっち  □ 配布の日食観測グラスに欠陥=失明の恐れ、   アッシュリン ==================================  □■  日本のWebは「残念」なのか       Roony-BIG   「ウェブ進化論」という著書で有名な梅田望夫が、インタビューの中  で「日本のWeb は残念だ」と発言して、各所で批判されている。   http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/01/news045.html   (そのインタビューの記事、ITmediaのページ)   このインタビューの中の以下の部分に私は引っかかるところがある。     以下引用  ――日本のSNS は、人生に必要なインフラになっていない、という意味  でしょうか。  なってないんじゃないんですか? 職を探すとか……。人生のインフラ、  学習、生計を立てる、キャリアを構築する、みたいな。     引用以上   まあ、確かにそうだと思う。SNS の中で就職活動が出来るなら、いま  ごろ派遣切りの問題は今よりすこし良くなっているかもしれない。  しかしこれは、インターネット社会とかWeb の問題というだけではない、  日本の持っている特性といってもいい部分かもしれない。たとえば現実  社会の中で社員募集もしていない会社にどこどこ乗り込んでいって、「  社長、私を雇えばこれだけのメリットが有ります。是非私を雇ってくだ  さい」という学生や、  「よし、気に入った。明日から会社に来なさい。きみの机はそこだ。」  というような社長が今の日本に存在するだろうか?そんな人達には、  SNS はもっとも重要なツールになるはずだ。逆にそれを必要とする人が  いないから、そういう使われ方をしていないという理論もある。   ほとんどの日本人が、職安や新聞の募集広告をみて、「ここなら自分  を雇ってくれるかな」とおもって、就職活動するだろう。あるいは退職  後の人生について、まず、銀行に行って資産運用の相談をするだろう。  それにたいするアメリカ人はどうだろう?そういえば「米国の技術系の  大卒はほとんど『雇用に適さない』」と言う趣旨の発言をしたインド人  CEO もいるという。要するにアメリカ人の大卒技術者は自分の収入のこ  としか考えていないから、使えねぇよ、ということだ。そういった人に  はSNS は重要はツールかもしれない。   http://slashdot.jp/it/09/06/24/0125217.shtml   (slashdotのページ)   インタービューのなかに出てくるニコ動などのカウンターカルチャー  ばかりが盛んだという部分についても反論が出ていた。  http://japan.cnet.com/blog/sasaki/2009/06/09/entry_27022912/  (Cnet Japanのページ)   いづれにしても、「人生いろいろ、インターネットもいろいろ」とい  うことでいいんじゃね、と、妙に納得したこの頃でありました。             ■□  □■ 「出発、無謀だった」…生存者証言      ドナっち    大雪山系遭難 「出発、無謀だった」…生存者証言    7月17日21時55分配信 毎日新聞  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090717-00000024-maip-soci   北海道大雪山系トムラウシ山と美瑛岳の遭難は2パーティー、1個人  の計10人の死亡が確認され夏山としては過去に例がない大規模遭難と  なった。夏でも水が凍るといわれる大雪山系で、助かった男性は「寒く  て死にそうだった」と振り返る。悪天候の中で予定を強行した判断に疑  問を呈する声も上がる中、大雪山をよく知る地元の山岳関係者ですら「  これほどの事故は記憶にない」とうめいた。    ◇下山中ちりぢりに  「午前4時36分、道警ヘリが男女2人を発見」「ヘリに収容、女性は  心肺停止、男性は意識不明」−−。  遭難の一報から12時間余りが経過した17日午前4時40分。前日の  暴風雨が静まったトムラウシ山登山口(新得町)の現地対策本部では、  無線から切迫した声が次々と流れた。「これはダメかもしれない」。救  助隊を指揮する西十勝消防組合の幹部がつぶやいた。  約10分後、無線で伝えられた男女2人のうち、女性を収容したヘリが  登山口の空き地に着陸。ヤッケを着て、フードを頭からスッポリとかぶ  った女性が道警の機動隊員に抱きかかえられて降ろされ、待機していた  救急車へ。両足はダラリと垂れ下がり、目は閉じたまま。顔は血の気が  なく、真っ白だった。  続いて別のヘリが、登山道で救助した女性を乗せて着陸。女性は報道陣  のカメラの放列を避けるように小走りで道警が用意したワゴン車に乗り  込んだ。  大雪山系は標高2000メートル級が続く。1500メートルを超える  と大きな木は生えないため、強風が吹くと遮るものがない。今回のツア  ー客も強い風雨にさらされ、体感温度が一気に低下したとみられる。救  助に出動した新得山岳会の小西則幸事務局長は「大雪山系では夏でも水  が凍るほど気温が下がり、しっかりとした装備が必要。テントを持たず、  山小屋を利用する縦走では小屋の設置場所が限られているため、どうし  ても行程に無理が生じる。こうしたことに悪天候が重なり、事故を招い  てしまったのではないか」と推測する。  悪天候の中で登山に踏み切ったガイドの判断ミスを指摘する声も上がっ  た。午前4時半ごろに下山したツアー客の戸田新介さん(65)=愛知  県清須市=はヒサゴ沼避難小屋を出発する時、風が強いと感じたといい、  「ガイドは出発すると判断したが、無謀だと思った」と話す。遭難時の  様子については、「ガイド1人が付き添って下山を始めたが、ペースが  速すぎてちりぢりになってしまった」という。  一方、美瑛岳では午前6時半、1人の遺体がヘリで収容された。その後、  下山した女性は「とにかく寒かった」とぽつり。「後はガイドに聞いて  ください」と言うと無言だった。  ********************************   今日はこのニュースでもちきりですね。  山で遭難、のニュースのたびに毎度毎度、私には素朴な疑問が浮かぶの  ですが、「何故そんな無茶なことをするのだろうか??」ということ。  上記の大雪山・山岳関係者じゃ無いですが一遍に10人もの死者が出る遭  難なんて近年あまり聞いたことがありません。  しかも「夏山」で。呆れました。聞けば参加者はけっこうな高齢なのだ  し、北海道の人の話では、北海道の山は本州の山+1000m(つまり例え  ば当地で標高2000だったら、本州なら3000m)と思えと言っていました。  それほどに「本州とは気候が違うのだ」ということ、ましてや山の天気  は変わりやすい、なんてこと今の世の中、子供でも知っています。  ちょっとでも怪しい気象だったら「決行を取り止める」のが山に登らな  い一般人が考えても“常識”ってもんじゃ無いんでしょうか??  不幸にも亡くなった方がたには申し訳無いですが、「山を舐めていた」  という事ですよね??  死者に鞭打ちたくは無いですが・・・この記事でも批判コメントの方が  多い気がします↓救助が遅いだの・・言語道断ですねえ。  http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20090717-00000030-jij-soci&s=points&o=desc  それに、「だいたい毎年の気候が似ていた」過去と違い、ゲリラ豪雨だ  の、近年の気象は時どき「とんでもない牙を剥く」ことがあります。  こんな現象は過去には無かった、と言っても今は「違う」んです。そこ  ら辺も解って居たんでしょうか??疑問です。   人間は、どんな場所をも(例えアマゾンの奥地であろうと)総てを見  尽くし、行きたい場所へは何所でも行く事が出来、登りたい山には何所  でも登れる(若しくは征服出来る)と思っていたらそれは間違いだ。  時折り田舎暮らしを余儀なくされる私は常に思う。とにかく「くれぐれ  も自然を甘く見ちゃいかんぞ」と。   それにしても・・昔のように救助隊に助けられても「世間をお騒がせ  して・・」と謝罪する人は居なくなりましたねえ。全国ネットで大々的  に報道されたから、日本全国の人たちが遭難者を心配したんですよ!  逆に捜索隊が遅いと非難するなんて何事か!釈然としません。かつての  「慎ましく自分に厳しく他人に優しい日本人」はいった何所へ行ってし  まったのでしょうか??             ■□  □■ 配布の日食観測グラスに欠陥=失明の恐れ、  アッシュリン  配布の日食観測グラスに欠陥=失明の恐れ、注意呼び掛け−科技機構  7月17日19時49分配信 時事通信  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090717-00000153-jij-soci  22日に全国で観測される日食を前に、科学技術振興機構(JST)が全国の  小中学校や科学館などに配布した日食観測用グラス約4万8000個の一部に、  遮光プレートが脱落する欠陥があったことが17日、分かった。  遮光プレートなしでの観測は失明の恐れもあるため、JSTは「異常のある  グラスは絶対に使わないで」と呼び掛けている。  JSTによると、日食グラスは天体望遠鏡メーカーの「ビクセン」(埼玉県  所沢市)が製造。昨年12月、教員向けの科学雑誌「サイエンス・ウィン  ドウ」の付録などとして、全国の小中高校や科学館などに計約4万8000個  が配布された。   ********************************    このニュースを聞いて・・嗚呼やっぱり「特殊(独立行政)法人」なん  て「くっだらん組織」なんだなあ・・と思ったのは私だけ??  多くの役所同様、肝心のイザって時にちっとも役に立たないし(-_-#)。   この事態はいったいどう収拾つける積りでしょうねえ??だって日食  はもう来週なんだよ!今から新しいのは配布できまい。  するってぇと、この不祥事はやっぱり「このまま」なのかい??そして  またまた誰1人として責任も取らないでそのまま・・よねえ・・国民の  税金で成り立っている組織のクセに。  「失明の恐れ」なんて・・役立たずなばかりか、害悪じゃん(-_-#)。   ・・この無駄になった4万8千個は総額幾ら??   ・・またまた国民の血税を平気な顔してドブに捨てたんだネ??  幾ら「不良品だから使うな」と“注意”なんぞ促そうと、聞き漏らして  「謝って使用して失明」なんかしちゃった日にゃ〜どーすんのォ〜??  いったい誰がどう責任取るってのォっええっ??と“特殊法人・科学技  術振興機構”とやらで椅子にふんぞり返ってる天下り野郎の首根っこを  掴んでじっくり問い詰めてみたい(怒)。             ■□  ■■□■  ■□ □    編集部のひとこと     皆さま、お変わりありませんでしょうか。    梅雨が明けて、すっかり夏日になったと思ったらイキナリ真夏日    と来ましたよ〜〜暑いですね〜〜参ります。アイスが美味しい。    マイケル話の続きですが、TVというミディアは何所まで彼の事    を穿り出したいんでしょうか??何でも鎮痛剤多用の原因になっ    たとかいうステージでの火災事故が映って居て、その衝撃さのあ    まり思わず見てしまうと、髪の毛がボーボーと燃えていました。    最初気付いて無かった様で、数人に取り囲まれて消火されてまし    たが天辺が丸コゲ・・というよりも髪の毛が無かったです、もう    ね赤っぽい肌だけで。それであのデスマスクがまるで激ヤセした    テリー・サバラスみたいだったのねえ・・可哀相にぃ〜と、以前    は何だか奇行ばかりが目に付いてヘンな人だ〜と思っていたのが    同情に変わりつつあります(笑)。    大暑(たいしょ)7月23日ごろ    最も暑い頃という意味だが実際にもっとも暑い時期は8月上旬頃。    皆様、お風邪など召されてませんか。真夏でも冷えたりして「夏    風邪」を引いたりします。また夏休みという事で気候が真反対の    南半球へ出かける人も居るかも知れません。風新型インフルエン    ザだけでなく例年のインフルエンザにも注意して下さいね。    いつも同じ事ですが、手洗いと嗽の励行を。くれぐれも御身体、    お厭い下さいませ。       次回は再来週、7月27日(月)です、お楽しみにっ       皆様の情報が頼り。原稿お待ちしております。                        綾小路小薔薇  ■  ■□■  ■□ 情報をお寄せください  □       いなじんインターネットは、地域のみなさんからの情報を       お待ちしています。       美味しい情報、楽しい情報などお待ちしております。              情報の提供は、こちらからお願いします。        http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html              mailmag@inajin.gr.jp =================================      発行  特定非営利活動法人 いなじんインターネット          〒396−0011伊那市伊那部4726−2春日医院内        ご購読の停止及びメールアドレスの変更は、          http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html        編集部へのお問い合わせ、ご意見・ご感想など          http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html             mailmag@inajin.gr.jp    このメールマガジンは、大安の日にお届けしております。  尚、大安が土曜日曜、祝祭日と重なった場合、非常事態が起こった場合等  は、お休みとさせていただきます。あしからず。  。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆