。゜。゜。゜。゜。いなじんインターネットメールマガジン。゜。゜。゜。゜ Vol.255       2007.09.10 http://www.inajin.gr.jp     〜〜〜〜今日は、だいぶ蒸し暑かったですね!〜〜〜〜   たった一言で救える混雑がある!?〜県下NPO提供道路情報提供掲示板 「Road110ドットコム」  情報募集中 ==============おしながき===============  □ iPodはコラボレーションツール          T-COOL  ■ ホッキョクグマ3分の2死滅も     米科学者チーム「2050年までに温暖化で」   アッシュリン  □ ボタンキョー                  ELLE ==================================  □■ iPodはコラボレーションツール        T-COOL   Apple の新しいiPodが発表された。先日アメリカなどで売り出され  たiPhoneのような操作感を持っている機種も出た。iPhoneを手に入れ  ることが出来ない私達にとって、その新しい操作方法を体験するため  には恰好のアイテムとなるわけだ。その価格は36,800 円からだ。  クリスマスプレゼントなどと考えるとやはりちょっと高めと言うのが  悔しい。任天堂のほうがいいかもしれないと思ってしまう。  そのほかにも新しいiPodには、新しい機能が搭載されたらしい。それ  は、音楽アルバムのジャケットをパラパラとめくるという操作だ。「  Cover Flow」という名前の機能だ。   今までだと、曲名のみ、あるいはアルバム名と曲名のリストが画面  に一覧表示されてその中から聞きたい曲を選んでボタンをクリックす  るというのが携帯音楽再生機の機能だった。それを、まずそのレコー  ド(CD)のジャケットをパラパラとめくって聞きたいアルバムになっ  たらボタンをクリックする、と言う作業を全てiPodのなかでやってし  まおうということだ。  1970年代以降にレコードやCDを購入した人達は、少なからずジャケッ  トのデザインでそのレコードやCDを記憶しているひとも多いはず。そ  のひとたちがレコード(CD)ジャケットをめくりながら、そのなかに  納められた曲のイメージを膨らませて、今日の気分に一番最適なのは  どの曲かを選択する、と言う行為は、携帯音楽再生機の中では出来な  かったのだ。じゃあ、それをできるようにしてしまいましょうという  のが、今回のiPodなのだ。   初期のiPodに比べると現在の機種はきれいな表示画面と手に馴染む  操作方法を提供できるようにたくさんの改造を加えられてきた。その  たくさんの改造を生かすための1つの方法として、Cover FlowはAplle  が出した1つの答えかもしれない。他社の製品に埋もれてしまわない  ように新しい機能を追加する。新しい機能は技術者が考えれば考えら  れるだけ搭載することは可能だ。(もちろんコストとの相談は必要で  すが)  しかしその機能を生かしきってユーザに満足してもらうためには、も  うひとつ、その機能をどうしても使いたい理由付けが必要になる。そ  れまでも含めて完成させる必要があるのだ。それを例えばコラボレー  ションというのなら、iPodはまさにコラボレーションツールなのだと  思う。  コラボレーションツールなら、いままでもいくつもあったよ、と言え  る。「ラジカセ」、ラジオとカセットテープレコーダをいっしょの筐  体に入れるという発想は誰でも考えるかもしれない。しかし、それを  他の製品と差別させるためにはもう一つの理由付けが必要になる。   例えば「FMラジオから流れる曲を録音して何度も聞きたい」という  行為を実現させたい、とユーザが思えば、それを実現させるために、  AMラジオだけではなくFMラジオも聞くことが出来るようにする。その  ようにして出来た「AM, FMラジオカセットレコーダー」はコラボレー  ションツール、と呼んでいいのではないだろうか。             ■□  □■ ホッキョクグマ3分の2死滅も      米科学者チーム「2050年までに温暖化で」 アッシュリン   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070908-00000115-san-int   9月8日17時5分配信 産経新聞   米内務省の科学者チームは7日、北極圏に生息するホッキョクグマ  の3分の2が2050年までに、地球温暖化による海氷の減少で死滅  するとの予測を発表した。   昨年末にケンプソーン内務長官が、アラスカに生息するホッキョク  グマを米絶滅危惧(きぐ)種法で保護の対象となる「絶滅危惧種」に  指定を提案。今回の調査は指定の判断に必要なデータ収集のため、内  務省傘下の「米地質学調査(USGA)」が行った。   北極海の氷は、ホッキョクグマがエサのアザラシを取ったり、子育  てしたり、生息に欠かせない場所だ。夏場に海氷が解けてしまうと、  陸にあがったクマの体重は減り、子グマの生存率も低下するなど、生  息を大きく脅かす。  しかし、USGAの調査によると、地球温暖化の進行によって北極圏  の海氷は今世紀半ばまでに42%が解けてなくなり、その結果、生息  数の3分の2が失われるという。   USGAは50年時点の具体的な数は示していないが、ホッキョク  グマは世界に2万〜2万5000頭が生息しているとされており、6  000〜8000頭に減ってしまう計算だ。   温暖化の自然界への影響をめぐり、政府機関から、厳しい予測が発  表されたことで、温室効果ガス削減への積極的な取り組みに向けて、  ブッシュ大統領に対する圧力も一段と高まりそうだ。                      (ワシントン 渡辺浩生)  ********************************   えーーっと・・個人的にテディベアは大好きなので、クマが悲劇に  遭う、という話には弱い。  もちろん山中で襲われたりする場合は除き、である。  日本人は環境問題に対して異例の嗅覚を持っているようで、こういう  報道で直ぐに自虐的に大騒ぎしたがるが、よく考えてみよう。  日本などよりも京都議定書に批准して居ない世界の2大大国(アメリ  カと中国)が世界のCO2(二酸化炭素)の2割以上を排出している  のだ。  それにお隣の中国など環境問題にはほとんど興味が無いらしく、北京  五輪前の最近になってようやく腰を上げ始めたように見える。  これがどうか見せかけで無く本格的な作業だと良いのだが・・。  とにかく水道の7割はもう工業用水にも危ういというほど汚染されて  いるというから、だんだん人命が危ういと思う。   そう、クマも大事なのだが、それどころかウカウカしていると人命  まで危うい地球になり始めている、大変な危機である。  自分は知らないでは無く、いちばん地球を汚している国とその政府が  もっとも多く環境に配慮すべきだと思うが間違っているだろうか。             ■□  □■ ボタンキョー                ELLE   すももの最高峰で、字は「牡丹杏」と書きます。非常に似ています  が、バタンキューではありません(奥さん、笑うとこですよ)  最近はスーパーなどでも「ケルシー」という名前の緑の実が売られて  いると思うのですが、これを木で追熟させたものが実家で採れる黄色  い果実なのです。それをさらに置いておくと名前の通り牡丹の如く真  っ赤な色になるそうなのですが、そうなるともう収穫には適さず、す  ぐ食べてしまう他ありません。スモモの割には実がシャキシャキして  いて、甘味と酸味がバランス良く備わっていて、最高の味です。   きっと都会では青い実しか見たこと無いだろう、と思って今日私は  東京の友人にこの黄色い果実を少々送りました。ビックリしてくれた  ら嬉しいのですが。ソルダム種と同様、種がほんの1cmほどしか無く、  ほとんどを食べられます。味も何と言ってもこれが一番。  父に拠るともいでからも数日置いた方が良いらしいのですが、大好物  なのでもいだ傍から食べてしまいました(笑)。   アボカド同様に包丁で一周切れ目を入れ、両手で実を持ってクルリ  と回せば、ほ〜ら見事に割れます。ほとんど総ての実の、種の周囲に  “裂け目”が在るのですがそれは熟れた証拠で不良には非ず。肌に乗  った白い粉状のモノも、やはりブルームといって果実が熟れた証拠に  自ら出す物質で薬ではありません。よく葡萄などの表面にありますね、  白い粉状のものが。あれと同じです。      まだ父の果樹園にも3本しか木が無く、そのうちの2本はまだまだ  なので、周囲の大勢にあげられる数量がありません。でも難しいと言  っていた栽培法が何年かしてようやく心得て来たらしく今年は一本に  鈴なりだったので、きっと今後はもっと沢山収穫出来るでしょう。  *******************************   山梨生まれでカリフォルニア育ちの帰国子女。  原産は山梨の甲西町。明治三年、アメリカ人のHough氏がケルシーを  食べて驚き、カリフォルニアに持ち帰り、バークレーのケルシー農場  で栽培したので、ケルシーの名がつきました。  元々、甲州大巴旦杏、兜李と呼ばれていた古来の品種ですが、日本に  「ケルシージャパン」として逆輸入されました。  日本原産の果実は、実は非常に少ないですから、それが帰国子女的な  デビューとなると、まさに稀も稀です。下記より ↓ http://allabout.co.jp/gourmet/sanchoku/closeup/CU20070902A/index.htm  *******************************  食べたいかた、限定数量販売です(ウソです。すみません。大量生産  出来るまで待って下さいね、実家のは(^^ゞ)  そうでは無くて、スーパーでこの果実を買ったあなた、数日置いてみ  て下さいね。黄色くなった方が美味しいですから(^_^)。             ■□  ■■□■  ■□ □    編集部のひとこと      周囲の田を見渡せば、見事に金色の頭を垂れていますね。    先週よりも更に見事さが増して来つつあるようです(^_^)。    いよいよ実りの季節です。しかし・・毎年書いている気がしま    すが収穫の季節になると台風やらケモノやらといった「邪魔者」    が入るようになっているんですね、農業には。まったくすんな    りと上手くは行きません。まあどんな商売でもそうでしょうけ    れども・・。     去年他界した母の墓前に参って来ました。早いものですね、    あっという間の一年でした。親戚や友人や知人、色んな方がた、    皆さんに心配と応援をして頂き、胸が熱くなった事を思い出し    家族一同でしみじみと会食を。やはり、江原さんが仰る様に、    秋川さんが歌うように、この世を去った魂というものは目に見    えないだけで我々の頭上に、そこここに漂っているものかも知    れません。思い出す事が、最大の供養なのでしょう。         次回はまたもや今週、9月14日(月)です、お楽しみにっ       皆様の情報が頼り。原稿お待ちしております。                       綾小路小薔薇  ■  ■□■  ■□ 情報をお寄せください  □       いなじんインターネットは、地域のみなさんからの情報を       お待ちしています。       美味しい情報、楽しい情報などお待ちしております。              情報の提供は、こちらからお願いします。        http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html              mailmag@inajin.gr.jp =================================      発行  特定非営利活動法人 いなじんインターネット          〒396−0011伊那市伊那部4726−2春日医院内        ご購読の停止及びメールアドレスの変更は、          http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html        編集部へのお問い合わせ、ご意見・ご感想など          http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html             mailmag@inajin.gr.jp    このメールマガジンは、大安の日にお届けしております。  尚、大安が土曜日曜、祝祭日と重なった場合、非常事態が起こった場合等  は、お休みとさせていただきます。あしからず。  。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆