。゜。゜。゜。゜。いなじんインターネットメールマガジン。゜。゜。゜。゜ Vol.165       2005.09.02 http://www.inajin.gr.jp   〜〜〜〜 残暑が続いていますが、体調崩していませんか? 〜〜〜〜 たった一言で救える混雑がある!?〜県下NPO提供道路情報提供掲示板 「Road110ドットコム」  情報募集中 ==============おしながき===============  □ 防災の連絡手段を考える           やすえっち  ■ Gmailを使いこなそう             Y主任研究員  □ 『やかまし村の春夏秋冬』           旅 人 ==================================   □■ 防災の連絡手段を考える   やすえっち   昨日9月1日は防災の日。新潟や福岡の地震や、台風などの自然災害  の他に、テロや交通事故など私達の身の回りには危険がいつも潜んでい  ます。もし災害に遭遇したら、あなたは誰にどのような手段で連絡をと  るでしょうか。   災害にあったら安否を家族や知人に知らせたい、というのが一般的な  行動でしょうね。  その場合最近では携帯電話を使う場合が多いのですが、一度に多くの人  が使うので携帯電話会社が規制をしている場合があります。  そのような場合でもメールは規制をしていないことがあります。  携帯電話の基地局の倒壊による不通になるような大規模災害になると、  長い列ができるのは公衆電話です。公衆電話は災害時優先電話として登  録されている事が多く、固定電話が発信規制されていても通話できる確  率は高いのです。ところが最近では携帯電話の普及でこの公衆電話を撤  去しているのが現状です。   これが一般的な災害時の連絡手段の回答なのですが、伊那地域の我々  には都会にはない有線電話のような第3の手段や、地域のコミュニティ  を利用するという手が残っています。   東海地震のような大規模災害になると静岡や名古屋といった大都市に  救助が集中し、伊那のような田舎は後回しにされる可能性が高いと思わ  れます。  日頃から家庭内でいくつかの連絡手段(有線や災害伝言ダイヤル、災害  伝言サイト等)を決めておいたり、隣近所などですぐに助け合えるよう  に日頃から声かけや地域活動に参加するなどの備えをしておくことが、  自分や家族を守る最良の準備ではないでしょうか。             ■□   □■ Gmailを使いこなそう        Y主任研究員   Googleが提供する2Gバイトという広大な容量を持つ無料メールサービ  スGmailですが、今もなお進化しつづけています。  例えば広大な容量も現時点(9月1日)では2.5Gに増えていますし、  Googleが先頃発表したインターネットメッセンジャー(略してIM)と  の親和性も考えられています。(というか今のところGmailアカウント  を持っていないと使えない)  Gmailユーザが行っているハッキングも魅力のひとつで、前回お伝えした  ネットワークディスクとして使う方法やblogとして使う方法なども考え  られ、フリーソフトとして提供されています。   この手の無料メールサービスはxxxxx@yahoo.co.jpとかxxxxx@msn.com  など、送信メールアドレスが変えられないものがほとんどですが、Gmail  では少し手続きは面倒ですが、xxxxxx@gmail.comを自分が普段使ってい  るメールアドレスなどに変更することもできます。   (参考)Gmailで別のメールアドレスでメールを送る方法:     http://as-is.net/blog/archives/001035.html  すべてのメールをGmailで管理すると、Googleの美味しい餌になっている  のではないかというそこはかとない不安を覚えつつ、私的にはだんだん  とメインのメーラーになりつつあるGmail。  もし、やってみたいという方はどなたでもご招待いたします。  このメールマガジンに「Gmail希望」という名前で返信ください。  折り返しご招待メールを送りますよ。       ■□   □■ 『やかまし村の春夏秋冬』       旅 人   という名前の映画を観た。TVの映画チャンネルだけど。民放だけあ  って、CMがてんこ盛りだけど、我慢して観るだけの価値があった。  と〜〜〜〜〜ってもナイスである(*^.^*)。  暴力やらエロティック他の、今時ありがちな子供には見せられない場面  などの心配は一つもない。それらとは縁遠い世界なのだ。  まさに子供ならばそうあって欲しいと思う場面ばかり。観ている間も、  見終わってからも、ほっこりと胸の中が暖かくなる。ぜひぜひ、親子で  観て欲しい!  この映画には大人も出て来るが、ほとんどは子供の視点から描かれてい  る。舞台は、何とたった数家族しか居ない『やかまし村』。  北欧の豊かな四季と、その自然の中で伸びやかに育つ子供たちと、煙突  からいつも湯気の出ている暖かい家族。それからクリスチャンの行事な  どが折々に映し出されてゆく・・。田舎の素朴な情景である。  なんといっても子供であるから、様々な失敗やら躓(つまづ)きやら、  年中しっぱなしではあるのだが、何より画面に引き付けられたのは、あ  の子供達の顔だ。いかにも子供らしい表情に満ち、生き生きと、とても  健康的で清々しいのだ。  汚れてない、スレてない。TVゲームが蔓延する堕落しきった文化とは  まるで「別世界」のようである。エピソードを少し。     吹雪いて来ると、先生が「やかまし村の子達は帰りなさい」という。  みんなで固まって帰るのだが、村はずれの靴屋に避難。靴屋の頑固親父  に怒鳴られたり。   もうすぐ歯の抜けそうな子が居て、先生に明日迄に抜いてらっしゃい  と言われるのだが、彼は気弱で自信が無い。そこでガキ大将の子が、夜  半まで我慢して起きていて、「全身麻酔で抜いてやる」「えっ麻酔なん  て無いじゃない」「眠りが一番の麻酔さ」と言って、そっと窓に梯子を  かけて登り、近づいて歯に繋がった糸を持ち1、2、3、でサッと抜い  てしまう。   エイプリル・フールには、なんと時計を2時間早めて、学校の全員が  2時間前の午前6時に学校へ来るのである。校舎の階上に住む先生を起  こしに行って、いぶかる先生を皆で笑い、実は・・と打ち明ける。   父親から、死にそうになったのを貰い受け、自分で哺乳瓶から育てた  「子羊」を一緒に学校へ連れてく。先生は「次回はもう駄目よ」と言い  皆で羊に触って動物の学習をする。でも家に帰ると子羊は母親の元へと  一目散。やはり家族のもとが一番なんだ・・と理解する。    クリスマスには自宅で祝った翌日に馬ぞりで数時間かかる親戚へ皆で行  く。その帰りの星空のきれいなこと。   目の不自由な老人のひざで孫らしき女の子が聞く。  「おじいちゃん、きれいなツリーが見えないの、残念ね」「いいや、心  で見えるから大丈夫」親戚のパーティでも「おじいちゃん、踊れなくて  残念ね」「若い頃さんざん躍ったからもういいのさ」女の子は安心して  ウトウトする。  一場面だけ切り取っても、まるで絵画のようにその情景が美しいのだ。  何といったら良いだろうか、○HKで『大草原の小さな家』が終わって  しまってから、本当にひさびさに『ほのぼのと心打つ情景』に出逢えた  という感じ。自然の写し撮り方が、ドラマ版の『赤毛のアン』のよう。  暫らくはにんまり(⌒-⌒)。  やいっっ映画チャンネルっっ私は声を大にして言うよ!  観るに堪えんような下らんモノを年がら年中やってるけど、こういう良  い映画を、もっともっと扱いなさいっっ                                  ■□                                    。。。。。。。。。☆☆☆。。。。。。。。。              編集部からのお知らせ  ■■□■  ■□ □    編集部のひとこと     夜風の中に、もう秋の虫の声が沢山聞こえて来ます。    残暑で暑いといっても、もう風はだいぶ冷たくなりました。    それにしてもハリケーン。すごいですね。ガルフポートという町    は完全に廃墟になっちゃったらしいですね。もう相当お年だけど、    ロック歌手のファッツ・ドミノさん救出されて良かったですね。    そのあまりに悲惨な光景を見るにつけ、被災した方々はまだ暑さ    の続くこの街でいったいこれからどうするんだろう・・・と他国    の事ながら暗澹としてしまう。心よりお見舞い申し上げます。    こういう時にソレッと緊急援助して欲しいとは思います。思いま    すが、それでは山古志の人達は、北九州の人達は今どうなんだろ    うか。まだまだ多くの人達が仮設に住んで苦労しているんじゃ無    かろうか・・と思うと日本国内をまず何とかしろよ、と。    それにそれに、日本のみなさま、他人事じゃありません。    カトリーナと同等、若しくは以上に大きいかも知れない台風14号    が近づいています。十分に気をつけましょう!    いつもいつも、どう考えても解らないのは、自然災害時に高波に    さらわれて命を亡くした、っていう人のこと。    君子危うきに近寄らず、じゃないけれど、雲行きが怪しい時には    海辺になど近づかないっ!!とは素人でも(恐らく子供ですら思    うと思うのですが・・・特に台風が迫ったりなんかしている時に、    何故ことさらに出かけたりするのか・・サッパリ解りません。    アフガンで不明の教師二名には、発見された遺体がもしそうだと    しても悪いけどあまり同情心は沸かないですね。“いったい、ど    うして”そんな危ない場所へ行かんとならんのだ??どうしても    必要にせまられる理由なんてあるのかねっっ??人騒がせなっっ    と半ば怒りが・・。皆さまはどう思われます??    まだまだ残暑が残って暑いです。夏風邪などもありますので、御    身体ご自愛ください。        それから万年不足で困っている零細編集部に暖かい愛の手(原稿)    お寄せ下さいますように・・・。       次回は来週9月7日(水)です、お楽しみにっ       皆様の情報が頼り。原稿お待ちしております。                         綾小路小薔薇  ■            ■□■    ■□ 情報をお寄せください  □          いなじんインターネットは、地域のみなさんからの情報を       お待ちしています。       美味しい情報、楽しい情報などお待ちしております。              情報の提供は、こちらからお願いします。        http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html              mailmag@inajin.gr.jp            =================================      発行  特定非営利活動法人 いなじんインターネット          〒396−0011伊那市伊那部4726−2春日医院内             ご購読の停止及びメールアドレスの変更は、          http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html        編集部へのお問い合わせ、ご意見・ご感想など          http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html                          mailmag@inajin.gr.jp    このメールマガジンは、大安の日にお届けしております。  尚、大安が土曜日曜、祝祭日と重なった場合は、お休みとさせていただき  ます。あしからず。  。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆