。゜。゜。゜。゜。いなじんインターネットメールマガジン。゜。゜。゜。゜ Vol.134       2004.10.28 http://www.inajin.gr.jp    〜〜〜〜〜〜 台風、地震と災害の続く日々です! 〜〜〜〜〜〜 たった一言で救える混雑がある!?〜県下NPO提供道路情報提供掲示板 「Road110ドットコム」  情報募集中 ==============おしながき===============  □ 災害救援とインターネット     T-COOL   ■ 新潟中越地方地震の情報          T-COOL&やすえっち   □ 美味しいご飯の炊き方           グリーンレポート  ■ 「ぼこみ」とは何ぞや??         ELLE ==================================   □■  災害救援とインターネット      T-COOL   災害救援ボランティアセンター立ち上げ訓練参加記の6回目です。  訓練が終わった後に思ったことを少し紹介しようと思います。   2004年7月に新潟中之島町を襲った水害では、町役場も水没して  しまい、インターネットサーバが動かなくなると言うトラブルが発生し  ています。こういった場合、近隣の自治体などのインターネットサーバ  をお借りして、情報発信するということが考えられます。   すると、情報発信するサーバと、ボランティアセンターとの距離が遠  くなると言うことも発生します。また、ボランティアセンターは体育館  などを使用する場合がありますから、その場所にインターネット設備が  整っているとはほとんどないでしょう。  そうなるとボランティアセンターから情報発信サーバまでホームページ  のデータを担いで、走っていくということもあり得ます。このことは、  はじめによく検討しておかなければなりません。   情報発信を依頼するサーバがインターネットにどのくらいの回線容量  で接続されているかも重要なポイントでしょう。全国からのアクセスが  集中したら、その町の業務ができなくなったのでは大変です。市町村の  インターネット接続環境も災害に対応できるものを用意しなくてはなら  ないことが分かります。   問い合わせがメールでくるということも考えられます。全国からの問  い合わせもあるでしょうし、災害救援に参加したボランティアが現地か  らの連絡を携帯メールで送ってくる、なんてことも考えられますね。  やはり、ボランティアセンターが立ち上がったらインターネット環境を  整備するということも必要になるかもしれません。   パソコンを利用して災害救援ということで考えると、地図ソフトを使  うということが有ります。センターの案内図を書くということも有りま  したが、救援に向かう先の地図をボランティアに渡すという仕事もあり  ます。現在は住所と番地を入力するとその周辺の住宅地図を表示したり  印刷するソフトが有ります。これを利用するというのはどうかな、と思  いました。   訓練に参加した記録を綴ってみたわけですが、皆さんもこうした訓練  に参加して、実感していただくと言うことも大切だなと思いました。             ■□   □■    もうご存知の方も多いかと思いますが、いまテレビなどで報道されて  いる、新潟中越地方地震の情報のリンクです    http://bbs.teacup.com/?parent=social&cat=2105&topics=17   (teacupコミュニティー)    http://blog.livedoor.jp/taroatwork/   (新潟中越地震「現地発」情報 地域別整理blog)  また、Yahooや2ちゃんねるの掲示板でも情報が流されているようです。   救援物資の受付などは新潟県庁で行っているようですが、回線がパン  ク状態で繋がらないようです http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GL&action=m&board=1834643&tid=a1j6db5dea1ka1a1cobfl7gbca8hd&sid=1834643&mid=970   等が参考になるようです。  ※また、新潟中越地方地震のボランティアなどに関する情報が内閣府の   ページにまとめてあります。     http://www.bousai.go.jp/vol/  ※新潟地元NPOによる地震関係のリンクも立ち上がっています     http://soiga.com/00/00.htm  これをみれば行政、NPO等の状況、救援物資情報などもわかりますね。              ■□   □■  美味しいご飯の炊き方        グリーンレポート   炊き方が悪いと、どんなに良いお米を使ってもおいしくご飯は炊けま  せん。結構わかっているようで間違った炊き方をしていることが多いよ  うです。  1.洗 米   ごはんをおいしく食べる一番のコツは当然「洗う」こと。コメの表面  に付いた「ぬか」や「油」・「微少ごみ」などのにおいを米粒が吸わな  いように除くために行われます。  しかし、洗い方が悪いとお米の成分が変わってしまって栄養分が少なく  なることがあり、ゴシゴシとお米を洗うとお米が割れたりする原因にな  ります。  ◎ 正しい洗米   水はできるだけ常温(25℃前後)でたっぷり入れて、最初は糠臭さを取  るためにかき混ぜないで捨てる。これをしないと糠臭さが染み込んでし  まうのです。  その後、水をたっぷりと入れ軽くかき回し上水を流し、この操作を3〜4  回程度繰り返します。しかし、長時間(5分以上)行うと、砕米が多くなり  ます。   よく世間では水が濁らなくなるまで研ぐといいますが、それでは栄養  のある部分を除去するだけで意味がありません。逆に多少濁っているほ  うが栄養があっておいしいのです。  2.吸 水   お米をおいしく食べるにはデンプンをα化させることです。これを行  うにはデンプンの30%の水が必要です。  ですから吸水はじっくりと時間をかけて徐々に吸水させないとむらのあ  る吸水になってα化がうまく行かず、芯のあるご飯ができてしまいます。  洗米後は、砕米が発生しやすのですぐに吸水を始めてください。   ここでミスをすると、どんなに後の操作がよくてもまずいご飯になっ  てしまいます。  ◎ 正しい吸水   水の量はお米の重量の1.3倍、お米と同じ体積の割合です。また新米と  古米、さらには軟質米と硬質米を比較すると含水量も違うので、水加減  も変わってきます。また、吸水時間は季節、水温によって違ってきます  が、普通水道水の水温なら夏で30分、冬は60分ぐらいが目安です。  3.加 熱   「炊く」には火力が命、釜全体に熱が加わると中で細かな対流が起き、  炊きむらなくふっくらと炊きあがる。  昔ながらの釜飯、鉄ガマのメシがおいしい理由はそこにあります。現在  どんなに優れた電気炊飯器でもやはりガスにはかなわないといいます。   また、釜に合った炊飯量があり、たとえば5合炊きなら3合程度炊くの  が一番おいしく炊けるといわれています。   この加熱段階はデンプンのα化が完了する変化の最も激しいときなの  で、特に重要な部分です。  水分を吸水して今にも鎖のほどけそうな結合に熱を加えてバラバラにし  てしまうのです。  ◎ 正しい加熱   温度上昇期   水温の上昇とともに水分の吸収が激しくなってお米が膨張します。この  時間が長いとα化したデンプンが水に溶けて、煮崩れを起こすので、早  く沸点に達したほうがよいのです。  電気釜はこの時間が長いので浸漬は長めにする必要があります。   沸騰期   この時期はお米のα化が進んで、お米に粘りが生じてきます。沸騰を維  持させることが重要です。   蒸し煮期   水分が少なくなって、余分な水分を蒸すことで除去します。  この時期は火力をごく弱くし、ふたは絶対に開けない。水が無くなった  ところで火を止めます。   蒸らし期   この時期でお米のα化が行われます。  また、同時にお米の周囲に付着していた水分も完全に除去し、ふっくら  としたご飯を炊きあげます。    そのまま釜を放置すると、ふたに水蒸気が付着し、その水滴がご飯に  落ちて、ビチャビチャになってしまうので、乾布をかけて水分を吸い取  らせたり、飯びつに移すなど水蒸気を除くと、なおご飯にはいいのです。                                  ■□                           □■ 「ぼこみ」とは何ぞや??          ELLE   先週末は私の実家の田舎へと帰省しました。姪の「ぼこみ」のため。  (ぼこ=子供の意・「ぼこみ=子供見せ」という意味で、お宮参り+親  戚ご近所一同へ生まれた子供の披露をするという山梨の行事)があった  からである。えっそんなの無いって??まあ聞いて下さいな。   ハァ〜疲れた・・と思ってんのはオットであろう。運転などなど、色  々とご苦労様でした。お宮参りなんて初体験。宮司さんの仰る事はなか  なかに面白かったけれど、ずっと実家で過ごしたしもう既に二人の孫が  いるお嫁さんのご両親に比べて、不慣れなバアバ(うちの母)に抱かれ  て緊張したのか、神社で座っている間じゅう肝心の姪は大泣きするし、  その後の25人もの大宴会はすんごい騒ぎで、前日から引き出物を配っ  たりアレコレ働いたりしてあたしゃ〜(いや殆どは伯母たちだけど)忙  しかったわぁ〜〜。田舎だからなんかいちいちハデなんです。   後で聞いたら姪が泣いたのはよそゆきの上に着物を掛けられるはして  暑かった上に泣いて力んだらお尻方面が怪しくなったらからなんだって。  肝心の祝詞の最中にわんわん泣いていて後ろじゃクスクス。でも太鼓の  音色はすんごく良かったし、玉ぐしを捧げる、なんてのも初めて。良い  体験でした。初めて会ったもう一人の姪っ子(そりゃ〜そうだわ、だっ  ていま5歳のお兄ちゃんが生まれた頃に彼らに会ったきりだもの)が、  丁度私の横に居たので、彼女をあやして居たらあっと言う間に時間が過  ぎてそのお陰で飽きなかった様子。よかったよかった。   引き出物に頂いた大きな生和菓子の詰め合わせ。な〜んかとっても懐  かしくなりましたよ。確か私が小さい頃からオメデタイ席には付き物で  あったような・・・いつ頃からか無くなってしまって寂しかったので。  和菓子屋さんへ行くと、ご予約でしか買えない紅白饅頭やら鶴の子餅(  もしくは鳥の子餅)なんかが、だ〜い好きなんですもの(^^ゞ。   ところで、あたしゃ〜子供を産んだ経験が無いから知らなかったけれ  ども、お宮参りで宮司さんが仰る言葉ってどんなんか知ってます??  例のかしこみかしこみ、から始まってよぉ〜く聞いてたら「○○町○○  番地にお住まいの○○殿のお子さん○○(姪の名)・・・健やかに育ち  まし・・・なんたらかんたら。」と詳しく言うわけですね。ふぅ〜む。  将来の勉強になったわい(その将来はあるのかっっその将来はっっとツ  ッコミが)。あははのは〜〜(*^-^*)。   新潟では地震で大変な災害の時に、大宴会なんてすみません、と思い  ながら・・・。でも、宴会の料理、“ほっとんど”残さず持ち帰りまし  からね、みなさま。                                 ■□                                    。。。。。。。。。☆☆☆。。。。。。。。。              編集部からのお知らせ  ■■□■  ■□ □    編集部のひとこと      お家が突然壊れてしまって、寒風吹きすさぶ中、それから余震    が揺れ止まぬ中、慣れない場所で夜を迎えるという気持ちは一体    どれくらい心細く怖いものなのか、想像するだに余りあります。    同規模の地震はこの国ではいつ・なんどき・どこで、起こっても    不思議は無いそうですから、すわ、明日は我が身かと戦々恐々と    してしまいます。    実家の母などは地震のしくみがイマイチ納得出来ないらしくて、    不必要に大騒ぎをして必要以上に不安がるのを見て「そも我々は    (地球という)生き物の上に乗っているのだから仕方無いのだよ。    その恩恵で熱い温泉にも入れるのだからね、と説教しつつ笑って    いたのですが、毎日新潟をTVを見ていて、ああ他人事では無い    なあ、と思う昨今です。みなさまも非難袋を用意しておいた方が    良いかも知れませんよ。いま売り切れで大変らしいですが。     政府や行政はどうだろう。いち早く懸命な対応をしてくれてい    る人々も多い様なのでそれはそれで嬉しいと思うが、日を追って    寒くなる現地の人々を思うと、所詮仮住まいでしか無い仮設住宅    などを建てるという方面ばかりで無く、出来るだけ、いま空いて    いる民間のアパートを借り上げるなり、同様の堅固な建物を多く    建てるなりして、一刻も早く多くの方々に「普通の生活」を取り    戻させてあげて欲しい。でないとその仮住まいを出る際にまた、    大変な苦労をしなけりゃならない。    被災、なんて単純に言えないほどの物質的・精神的ダメージを受    けた方々に対し、ビンボー所帯の私には雀の涙ほどの救援物資以    外何もしてあげられないけれど一日も早く一刻も早く元の生活に    近いものを復旧して差し上げられるよう、願っています。    立冬(りっとう)11月7日ごろ    この日から立春の前日までが冬。    北日本では初雪が降る頃で、近畿、関東では木枯らしが吹き出す    頃。 とあります。    これから次第に寒くなります。被災地の方々に少しでも幸あり    ますように。        次回は11月9日(火)です、お楽しみにっ        皆様の情報が頼り。原稿お待ちしております。     綾小路小薔薇  ■            ■□■    ■□ 情報をお寄せください  □          いなじんインターネットは、地域のみなさんからの情報を       お待ちしています。       美味しい情報、楽しい情報などお待ちしております。              情報の提供は、こちらからお願いします。        http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html              mailmag@inajin.gr.jp            =================================      発行  非営利活動法人 いなじんインターネット          〒396−0011伊那市伊那部4726−2春日医院内             ご購読の停止及びメールアドレスの変更は、          http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html        編集部へのお問い合わせ、ご意見・ご感想など          http://www.inajin.gr.jp/mailmag/form.html                          mailmag@inajin.gr.jp    このメールマガジンは、大安の日にお届けしております。  尚、大安が土曜日曜、祝祭日と重なった場合は、お休みとさせていただき  ます。あしからず。  。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆。゜。★。゜。☆